デジタルモンスター研究報告会 season2 エピローグ
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368: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/04/18(木) 22:25:47.75 ID:lyflUIsr0
「ガオオオオァアアアアアッ!!!」

メタルティラノモンの腕に光が集まり…
スターモンに向かってレーザー光線が発射された。

レーザーは…
スターモンの頭部のど真ん中を瞬時に貫通。
スターモンは即死した。

『な…に…?貴様、この破壊力は…!スターモンッ!!』

「まずは一匹始末した。片付けてやるよ、順番にな!」

『…あれだけの出力のレーザー…冷却に時間が要るはずだ!一斉にかかれ!ジオグレイモン、ムシャモン、サンダーバーモン!!』

強力な3体のデジモン達が、一度にかかってきた。
雷鳴攻撃が、火炎のブレスが、二刀流の斬撃が、メタルティラノモンを襲う。
「ギャオオオオゥッ!!」

なるほど…流石レベル4でもトップクラスの戦闘力を持つデジモン達。
いかにこちらがレベル5と言えど無傷ではいられない。
攻撃を受けるたびに、確実にダメージが入る。

特に厄介なのがムシャモンだ。
斬撃によって、メタルティラノモンの脚のパーツを一つずつ破壊している。
このまま攻撃を受け続けたら脚をやられるな。

「だが…!甘い!レーザーだけが武器だと思ったか!やれ!」
「ガオオオオウッ!!」
メタルティラノモンは私の指示を聞き…
右腕からミサイルを放った。
標的はムシャモンだ!

「ヌウゥ!?」
ムシャモンはミサイルを躱そうとするが…
追尾式だよ!!逃げられると思うな!!

「チェエリャアア!」
いちかばちか、ムシャモンはミサイルに刀を振るった。
なんと、ミサイルは真っ二つに両断された。


…だからなんだ?
斬られようが関係ない。
ミサイルは即座に爆発した。

…爆煙の中から、ムシャモンの首が飛んでいくのが見えた。

『ムシャモン…ッ!』

「はーっはっはっは…!あとは木偶の棒と蚊トンボを落として終わりだよ!あっけなかったな!」

『…ムシャモン。貴様が作ってくれた時間…活きたぞッ!』

「なに?」

『シュウウウウーーーーティングスターーモォオーーーーンッ!!!!やれえェェーーーーーッ!!!』

「…!?」

上空を見ると…
ミサイルのような勢いで、スターモンの亜種が突っ込んできた。

『ヒィーーーーッハァーーーーーッ!!!』

シューティングスターモンと呼ばれたそのデジモンが…
メタルティラノモンに直撃し、大爆発を起こした。

極大の衝撃波が周囲を襲う。
ムゲンマウンテン表層のカモフラージュが全て一気に吹き飛んだ。


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