デジタルモンスター研究報告会 season2 エピローグ
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351: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/04/18(木) 21:20:57.48 ID:lyflUIsr0
それからの様子だが…。

今回の一連の戦い…詐欺事件からAAAの侵攻、そして蛮族壊滅までを、一部脚色しつつまとめた特別番組が放送された。
人々からの反応は様々だ。
我々を称賛する声もある。
バブンガモンとスティングモンの共生を応援する声もある。
無論ポジティブな声だけではない。
「蛮族をミサイルで壊滅させたのはやりすぎだ」「蛮族がかわいそう」という非難の声もあり、研究所の電話にクレームの電話が鳴り続けることもあった。

一件向かい風のようだが、これはメガの計算のうちだ。
蛮族に対して同情心を抱く者が現れるということは、それすなわち、デジモン全体に対するマイナスイメージが払拭されたということなのだから。

人々がデジモンに対してプラスのイメージを持つことは…
デジモンの平和利用を目指すデジタルアソートにとって、何よりもの追い風だ。


パートナーデジモン達は、みんな元気にしている。
クラフトモンはしばらく寝込んだ後、無事に復活した。
サビかけているケンキモンを必死に修復し、なんとかケンキモンも動くようになった。
フルパワーが復活したケンキモンをフル稼働して、フローティア島に建築物を次々と建てている。
コマンドラモンが選んだ進化形態の姿は、当初こそ透明化や爆弾を失ったデメリットが目立ったが、今では長所をいかんなく発揮している。

クラフトモンが産んだデジタマからは、無事にボタモンが産まれ、コロモンにまで成長した。
このままコマンドラモンになるのか?あるいは異なるデジモンに育つのか。
我々は見守るばかりだ。

能力を失ったコマンドラモンの役割を補いあまるほど埋めているのがシュリモンだ。
シュリモンは草陰に隠れて隠密行動をするのがとても得意だ。
時代のセキュリティデジモンを育成するために、デジタマ採集に奔走している。

そのおかげで、前々から目を付けていたデジタマをいくつか採取することができた。
オオカミ型デジモンのガルルモンのタマゴ、フクロウ型デジモンのオウルモンのタマゴ、翼人型デジモンのイビルモンのタマゴ等だ。
どれもきっと優秀なデジモンに育つだろう。

マッシュモンは…いい意味で変わらない。
成長期のまま進化しないが、別にそれでいいと思う。これはこれで完成された性能を持っているともいえる。
世間ではキャラクターとしての人気がどんどん高まっており、着ぐるみに人が入ってショーをやったりもしている。
…つくづく変な奴がデジタルモンスターの代表格になったものだ。





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