デジタルモンスター研究報告会 season2 エピローグ
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349: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/04/18(木) 21:06:28.66 ID:lyflUIsr0


〜再び、ケン視点〜

『というわけだ。映像の通り、ジオグレイモンとスターモン達がキウイモン島を制覇したぞ』
パルタス氏から、キウイモン島での戦いのダイジェストが送られてきた。
キウイモンはいなかったけど、バクモンを鹵獲したわけですね。

映像を見たクルエがムンクの叫びのような顔をしている。
「な、なんでジオグレイモンはとりからボールモン達を倒しちゃったの…!?敵には見えなかったよ!?」

『知らん!腹が減ったのではないか?食わなかったがな』

リーダーが不思議そうに見ている。
「で、この島は蛮族共の何だったんだ?」

『畜産場、兼、武器工場だな。この孤島で家畜を育てれば逃げることはないだろうからな。あとは青銅の武器もここで作っていたようだ』

しかし、この島これからどうするんですか?
一度島を制圧したとしても、またアクセスポイントからいつでも敵は侵入してこれますよね。

『ならば我々のデジモンのトレーニング場にするのがいいだろうな!敵が侵入してこようとも、たまに戦闘訓練ができると考えれば一石二鳥だ!』

カリアゲは眉間にしわを寄せている。
「変なとこで機転が利くな〜この人…」


こうして、我々が観測している範囲での蛮族デジモンは、デジタルワールドから消え去った。
バブンガモン率いる生き残りの類人猿型デジモン達は、ディノヒューモン達と共に、時にうまくやり、時に喧嘩しながら、まあどうにか生きていくだろう。

だが、シスタモンとトコモンを逃がしたのが気がかりだ。
こちらの戦力が整い、デジタルアソートのハックモンが完成したならば…
可及的速やかにこちらからAAAの本拠地に出向き、敵本部壊滅を目指すべきかもしれない。


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