デジタルモンスター研究報告会 season2 エピローグ
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340: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/04/17(水) 22:49:51.04 ID:yAGMQaFU0
やがて数時間が経つと…
何かがシャンブルモンに近づいてきた。

『アァ〜…イタミ…ヤワラグ…』
『タスケテ…タスケテ…』
『イタクナクシテ…』

体中からキノコを生やしたシャーマモン達だ。

『ア゛ァ〜…』
シャーマモン達は、シャンブルモンの前で寝そべった。

シャンブルモンはそれを見て大喜びした。
『アヒャヒャヒャヒャヒャ!!!イタダキマス!!!アームッ!!』
シャンブルモンはシャーマモン達の体から生えたキノコを引きちぎり、それを食べた。

『ンマイ!!アヒャヒャヒャヤ!!ンマーイ!!モット!モット!!モグモグ!!』
夢中でキノコを食べているようだ。

『ア〜… イタクナクナッテク…トッテ、モットトッテ…』
シャーマモンの体から、次から次へとキノコが生えていく。

やがて、シャーマモンは…
骨と皮だけになった。

『モットイルネエ!モットオイデエエ!』
シャーマモンは周囲にそう呼びかける。

すると草むらがガサガサと揺れる。
『モゾモゾ…』
数体のデジモンが出てきた。
葉っぱに擬態している幼虫型デジモン、リーフモンが6体。
島に住みついて排泄物や生ごみを食べて生きていると思わしき、ヌメモンが4体。
シャーマモンやコエモンの進化前とみられる幼年期、トコモンが5体。

全員、全身からキノコが生えている。
『オイデオイデェ〜、キノコオイデェ〜!』
シャンブルモンはフェロモンを放出して、キノコが生えた苗床デジモン達をおびき寄せる。
そうして苗床デジモン達は、シャンブルモンの前で横たわった。

『キノコイッパーイ!オイシイネー!ムシャムシャ!』
苗床デジモン達からキノコをちぎる度に、新しいキノコが生えてくる。
苗床デジモン達の肉体を材料にして。 



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