デジタルモンスター研究報告会 season2 エピローグ
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◆VLsOpQtFCs
[saga]
2024/02/29(木) 22:34:38.89 ID:TNwSBUqw0
スティングモンが飛んできた方を見ると…
『フゥッ…フゥゥッ…!』
岩のような甲殻の隙間に、いくつもの刺し傷があるバブンガモンが立っていた。
す、スティングモン!負けたのか!?
ボロボロだぞ!大丈夫か!?
『グサグサと呼べと…言ったはずだ。私一人ならば、この結果は敗北だが…。お前達がいる。よって…私の、勝利だ』
どういうこと!?
スティングモンがそう言うと、バブンガモンは…
『オッ…ウグォォ…!』
がくっと膝をついた。
『シ、シビレル…ウゴケン…!』
こ、これは…!?
バブンガモンの動きが止まった!
『ぜぇ、ぜぇ…。私の針には、しびれさせる毒がある。信徒には、長く効かないが…』
スコピオモンから受け継いだ麻痺毒か!
『オマエ、タチ… シスタモンヲ、ドウシタ…』
…逃げられたよ。
ユニモンと一緒に飛び去って行った。
『…ソウカ。オレノヤクメ、ハタシタ。コロスナラ、コロセ』
バブンガモンは体の力を緩め…
地面に尻をついて座り込んだ。
スティングモンに殴り勝つほど強かったのか、バブンガモンは。
だが、体が麻痺しているのなら、仕留める方法はいくらでもある。
オタマモン(赤)で顔面に火炎放射を放ち、甲殻の隙間をシュリモンの手裏剣で突き刺す。
そうすれば確実に倒せる。
ど、どうする。
私がそう言うと、メガが口を開いた。
「どうするも何もないよ、ケン。とどめを刺さない理由がない」
メガ…。
「バブンガモン。君は僕たちを憎んでいるだろう、恨んでいるだろう」
『…ニクイ…。カゾクヲ、ミナゴロシニシタ、オマエタチガ。ニクイ、キライ、タオシタイ…』
バブンガモンは震えるような声で言う。
「この通りだよ、ケン。ここで見逃せば、きっとバブンガモンはAAAと共に僕らへ復讐をしようとするだろう。トドメを刺さないで放っておくメリットが何もない」
…。
「ただでさえシスタモンに逃げられたんだ。バブンガモンにまで逃げられたら不利になるだけだ。そうでしょ、ケン。とどめを刺そう」
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