デジタルモンスター研究報告会 season2 エピローグ
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162: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/02/23(金) 22:25:29.19 ID:BFJz8vNOO
広場にはたくさんの信徒デジモンが集まっている。
バブンガモンの姿は見えない。

やがて、デジタルゲートからニセシャッコウモンが出てきた。

信徒デジモン達は一斉に平伏した。
『カミサマ!テンシサマアアーーー!』

ニセシャッコウモンのもとへシスタモンが駆け寄った。
『ミナノモノ!テンシサマの オイデだ!ソノミコトバを イチゴイック カミシめ アリガタく キクヨウに!』

シスタモンがそう言うと、信徒デジモン達は声を揃えてニセシャッコウモンを称えた。
『テンシサマ!シンセイナル テンシサマ! ワレラニ ヨゲンヲ サズケタマエ!』

やがて、ニセシャッコウモンが語り始めた。
『うむ。集まったな。…キンカクモン、これはお前の子か?』

声は異なるが…口調は間違いなくAAAだ。
ボイスチェンジャーを使っているのだろうか。

弱っているキンカクモンの代わりに、シスタモンが答える。
『ハイ!テンシサマ!ワタシは テンシサマのソンザイに チカヅクタメに キンカクモンサマカラ シンセイな ニクタイを サズカり ウマレて キマシた!』

『ふむ、よくやったキンカクモン!これほどまでに我々に近づくとはな!シスタモン、貴様がさらに進化すれば、ようやく我らの一員になれるやもしれんぞ』

『ハハー! アリガタき オコトバ!』
シスタモンはニセシャッコウモンに平伏す。

『第二子はいるのか?シスタモン』

『ワタシの キョウダイが コチラに!』
シスタモンがトコモンがぴょこぴょこと近寄ってきた。

『プワァ!』

『フム、幼年期の段階ではまだシスタモンの幼年期と同じか。貴様も我々に近付けるよう、修行に励むことだ』

そう言い、ニセシャッコウモンはトコモンを撫でた。 
『プワァ〜!』

…あいつもデジモンを撫でたりするのか。


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