デジタルモンスター研究報告会 season2 エピローグ
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132: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/02/21(水) 22:22:28.45 ID:gvIQkeT90
『あの時、信徒達の襲撃で、ブイブイとブンブンが死んだ。お前達と共犯じゃないのか、セキュリティチーム』

ううっ、すごく睨まれている…!
ブイブイとモスモンが死んだことを怒っている。そりゃそうだ。

「…そう勘違いされるのも無理はない。あのとき我々は、AAAに部下がいることを…信徒達がいることを知らなかった」

『無理な言い訳だな』

「オレは真実を語っている、グサグサ。我々は今からAAAと信徒達を滅ぼしに行くつもりだ。今ここでお前に嘘をついても何の得もない」

『滅ぼしに行く?仲間をか?』

「…何度も言うが、オレたちはAAAの仲間じゃない、敵同士だ。ブイブイとグサグサのタマゴを奪ったことは謝罪する。だがそれは、お前達が優秀なデジモンであり、AAAを倒すためにはその力が必要だと考えたからだ」

『ブイブイの子供はどうした?』

ブイブイ…エクスブイモンの子供。
つまりブイモンのことだ。

「今ここにいるシェイドラモンは… ブイブイの子供ブイモンと、グサグサの子供ワームモンが合体している姿だ。お前がブイブイと合体したように」

『何…!?ガチャガチャができるのか!?さすが我が子、優秀に育ったものだ』

「あの時、我々がお前とブイブイのタマゴを奪ったせいで、グサグサとブンブンに隙ができて…結果、二人はAAAの部下、信徒達に殺されてしまった。どれだけ詫びても、二人の命を戻すことはできない」

『そうだろうな』

「だからせめて、罪滅ぼしに… 償いとして、オレ達が今からこの手で、信徒達を皆殺しにする。そしてこれ以上、信徒達にお前たちの村が襲われないようにする」

『信徒たちを滅ぼす?できるのか?お前たちに。あれらは我々が長い間戦い、未だに滅ぼせていない敵だ。お前たちにあれが滅ぼせるのか?』

「できるさ。シェイドラモンの力があればな」

『それほど強いのか、我が子は』
そう言うと…
スティングモンは構えた。

『シェイドラモン、私と戦え。力試しをしてやる』

スティングモンは、あのスコピオモンの子孫だ。
デジクロスしてパイルドラモンやディノビーモンにならずとも、単体でかなり強いと予想される。

「しかし、今体力を消耗しては、信徒達を滅ぼすための体力が…」
リーダーがそう言おうとしたが…
シェイドラモンは突如光り輝き、フレイドラモンに変形した。

『リーダー!オイラやるよ。見せてやるんだ、今のオイラの強さを、ワームモンの親に!』
構えるフレイドラモン。
…ブイモンは先日の戦いの怪我がまだ残っているのだが…
大丈夫なんだろうか。


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