901: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2024/01/21(日) 22:51:26.14 ID:OqO+ucbt0
最原「…………ボク達ってさ、そんなに同じ手に引っかかるアホなのかな?」
東条「…………王馬くんの悪戯への執念が計り知れないだけだと思いたいわね……」
赤松「…………で、今回の部屋は」
『最原ちゃんが両方とイチャイチャしない出られない部屋。あ、前みたいに『裏』の脱出方法はマジで用意してないからそのつもりでよろしく』By王馬
赤松「(こ、これは絶好のアピールチャンス! 最原くんに思いっきり甘えて──)「あの、赤松さん。本当に申し訳無いんだけど……」へ?」
〜〜〜〜〜〜
赤松「そ、そっかぁ……。私、もう負けてたんだね……(ズーン)」
最原「……今まで秘密にしてて本当にゴメン」
東条「それは私の台詞よ最原くん。アナタを賭けて赤松さんと争っていたのは私なんですもの……。私が礼儀として赤松さんに勝利宣言をするべきだったわ。……本当にごめんなさい、赤松さん」
赤松「ううん、良いんだよ。……二人共、幸せにね!!(ニッコリ)」
最原「赤松さん……。うん、ありがとう」
東条「ええ……。アナタの分まで、必ず最原くんを幸せにしてみせるわ」
最原「そ、その台詞こそボクが言いたかったなぁ……。でもこの部屋って……」
東条「最原くん、私は構わないわよ」
赤松「ええっ!? で、でも……」
東条「クラスメイトとただじゃれ合うだけでしょう? 私はこれは浮気とは見なさないわ。それに、相手は赤松さんですもの」
最原「東条さん……『いやー、良い話だねぇ!!』!!? お、王馬くんの声!?」
王馬の声『でもさぁ……二人ともこーんな事しちゃってるのに赤松ちゃんとのイチャイチャを許すとかママは懐が深いんだね! あポチッとな』
部屋の天井の四隅の一つに貼り付けられたモニターに>>727&729の映像が流れる──
最原「」
東条「」
赤松「う、うわぁ……。ふ、二人とも凄いね……で、最原くんってそんな趣味があったんだ……日向先輩と同じで、一度スイッチが入ると鬼畜になっちゃうタイプ?(わ、私が恋人になってたら同じ事を要求されたのかなぁ……//////)」
最原「あ、赤松さん! 膝枕!! 1分……じゃどんな判定されるか分らないから10分! 10分の間膝枕して、大急ぎで!!」
赤松「え? う、うん!」
その後の10分間、赤松は映像に夢中で、東条はなんとかモニターを破壊出来ないか足掻きに足掻き、最原はこの地獄のような時間が一刻も早く終わるように願っていた。
そして、その後は東条と全く同じ事を10分間やった。赤松は相変わらずモニターに釘付けで、最原と東条はと言えば──
〜〜〜〜〜〜
王馬「いやー、みんなお疲れ様! どう? 赤松ちゃんも最原ちゃんと東条ちゃんがあれだけ進んだ事を知れば流石に諦めが付くでしょ? オレってば優しいよね〜♪」
赤松「あ、安心して二人とも! 今回の事もあの映像の事も、絶対に誰にも言わないから!!」
最原「……ありがとう、赤松さん」
東条「それで? 覚悟は出来ているわよね王馬くん……!!」
↓1 最原の怒り度(補正+100)
↓2 東条の怒り度(補正+100)
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