202: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2024/01/14(日) 15:19:24.93 ID:lGoqqLP40
東条「……………………」コツコツコツコツ
赤松「あの……東条さん。さっきから一体何してるの? 目を閉じて只管壁の周りを歩いてるけど……」
東条「……赤松さんは『反響定位』って知ってる? 蝙蝠やイルカなどの生き物が超音波を出して、それが反射して自分の元へ返ってくるのを利用して獲物の正確な位置を把握する──って奴なんだけど、訓練を積めば人間も出来る様になるのよ。盲目の人が不思議と自然に人や障害物を避けて歩けたりするでしょう? それはこの『反響定位』の訓練を受けたからなの。……で、なんで私が今これをやっているかというと……。うん、やっぱり「ここ」ね。最原くん!!」
最原「(壁をコツコツと叩いて音を聞く)……うん、間違い無い! ここの辺り周辺だけ「壁が薄い」!! 東条さん!」
東条「はぁあああああああああああっ!!(回し蹴り)」バキャァアアアアアアア!
赤松「か、壁が粉々に砕けちゃった……!」
最原「はぁ……。王馬くんの挑発に乗らないで本当に良かった……東条さんもありがとう。多分ボクと赤松さんだけじゃ壁を壊せなかったよ」
東条「いいえ、最原くんなら「これ以外」の脱出方法もきっと見つけた筈よ。……だって貴方はとっても素敵な「超高校級の探偵」だもの(ニッコリ)」
最原「そ、そうかな……(テレテレ)」
赤松「……あ、あのさ↓1」
01〜30 ……ごめん、やっぱりなんでもない。
31〜60 も、もしかして二人って付き合ってるの?
61〜90 ……昨日王馬くんからカクカクシカジカって連絡があったんだけど……それ、本当?
91〜00 東条に宣戦布告
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