葉隠「安価で俺の占いが100%当たるようになった」
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344: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2024/01/08(月) 15:13:31.03 ID:JS5HQ/vG0

田中「我が下僕達の餌を与えていたら突然穴が空いて、我が眷属のトラと共に落ちてウロウロ彷徨うことになってなそこでここの住人にあって道案内を頼んだのだ。それとお前たちの探しているのはトラではなくてクマだろう? 今特異点の後ろにいるぞ、心配せんでも特異点には懐いとるから」

日向「あ、ああそうだった……トラじゃなくてクマだったなうん……」

クマ「ぐるるるる……」

セレス・スカーレット「そんなことはどうでも良いわ、重要な事じゃないの。とっととこの汚いぼろ切れを焼却処分して蓬莱亭に急ぐわよ」

妹紅「……本当に何年ぶりだろうな、こうして人間を蓬莱亭に案内するのは」



〜〜〜迷いの竹林〜〜〜



東条咲夜「リグルもミスティもいないのですね……」

妹紅「ああ。あいつらの姿を見なくなって、もう何年経つのかも忘れちまった。けどそこの兎が「外の世界」に出られてるのなら「可能性」はあるだろ、多分な」

罪木うどんげ「……師匠は無事でしょうが、ていや兎達はどうしているんでしょうか……。何しろ五万年です、師匠にとっては大した年月では無いかもしれませんが、大抵の妖怪や人間を変えてしまうのには十分過ぎる時間ですから」

田中「ふはははははははは! だが安心しろ、幻想に住まう民達よ! 我ら希望ヶ峰学園に助けを求められたのは唯一の──」

真宮寺「……おっと、ここが「蓬莱亭」って奴かな? ……驚いたネ。本当に昔話に出てくるかぐや姫の宮殿その物じゃないか」

妹紅「まぁな……悪いが私の道案内はここまでだ。外で待っててやるから、あとはお前達で行って来な」

日向「? お前は行かないのか?」

妹紅「行ったが最後、ここの姫さんとコロシアイが始まるからね。……じゃあな」

セレス・スカーレット「兎に角、この二人を蓬莱亭に運び込むわよ。永琳! 「八意永琳(やごころえいりん)」!! いるんでしょう!」

罪木うどんげ「し、師匠! うどんげ……じゃあもうありませんけど一応戻りました!! ご無事ですか!!?」

永琳「……そろそろだと思っていたわ。お帰りなさい、うどんげ。そして外の世界のお客さん達も」

葉隠「……えっと、あんたがここの「お医者さん」って事で良いんだべ?」

永琳「ええ。諸々の話しはそこの衰弱死寸前の二人を救出してからにしましょう。うどんげ、今から私の言う薬を調合して持って来なさい。蓬莱亭は五万年前から何も変わっていないわ。……貴方なら分るでしょう」

罪木うどんげ「は、はい!!」



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