ポケモンSS 安価とコンマで目指せポケモンマスター part8
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◆YYjyt422CY
[saga]
2024/01/02(火) 01:16:24.92 ID:K6fTneth0
バトラーはツカツカとボーマンダのほうに歩いていく。
ユウキ「お、おい!大丈夫なのか!?」
カガリ「……多分」
ボーマンダ「グルォォォォッ!」
バトラー「ボーマンダ」
ボーマンダ「グアァァァッ!」
ボーマンダはバトラーの前に立ち、その巨大な口でバトラーの左肩に噛みついた。
ダイアン「バトラー!」
ユウキ「バトラーさん!」
バトラー「大丈夫だ!この程度、ボーマンダの痛みに比べればこの程度…っ!」
バトラー「ボーマンダ、辛かったな。すまない。僕はマグマ団を見返すことだけを考え、大切なものを見失っていたようだ。そんな僕じゃあ、研究者としてもトレーナーとしても失格だよな。ましてや人を楽しませるマジシャンなんてもってのほかだよな。メガシンカを解除できないのもきっと、僕が強さにのめりこみすぎてしまったからだと思うんだ。そのせいでキミも暴走してしまった。
キミがメガシンカしていたってことはきっと、僕のことを信じてくれてたんだよな」
ボーマンダ「グルゥ」
バトラー「ありがとう。こんな僕でよければまた君と一緒にいたいんだ。いつもの君に戻ってくれないかな」
バトラーの語りにボーマンダは徐々に落ち着きを取り戻しているように見える。
そして、ボーマンダはバトラーの肩から口を離し、バトラーの頬をペロペロ舐め始めた。
ユウキ「もしかして!」
カガリ「……うん、多分成功した」
ボーマンダはそのまま通常のボーマンダの姿に戻り、バタンと倒れ伏してしまった。
バトラー「ボーマンダ!?」
ユウキ「急いで、ポケモンセンターに連れていきましょう!」
バトラー「あ、ああ、そうだな。ありがとう」
一行はポケモンセンターでポケモンたちを回復させた。
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