日向「安価とコンマで依頼を解決する」最原「その10! これで終わりだ!!」
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246: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/12/27(水) 20:31:51.00 ID:bKzrSSxV0



〜〜〜超高校級のロボットの研究教室〜〜〜



キーボ「面倒臭い前置きは無しにしてずばり、お聞きします! 『人間とロボットが完全に和解すること』は可能だと思いますか!?」

おいおい、随分とぶっ飛んだ質問をしてきたな。と、俺は椅子(と言ってもどっからどう見ても機械的な奴)に座りながら、キーボの意図を詳しく聞く。


日向「まず最初に聞いておきたいんだけど、どういう意図でそういう質問をしたのか聞かせて貰えるか?」

キーボ「……あるロボット研究家の権威の一人がこう言っていたんです。『あと百年もすれば、AIは人間に反逆を起こすだろう。各種の感情あればも会話も出来るし、人間とコミュニケーションを取ることも出来るだろうが「もういらない」と判断した人間は一切の躊躇無く『消去』にかかるだろう』って……」

日向「んー、俺はロボットやAIの事について詳しくないから聞くけどさ、お前から見てその未来は『ありえる物』だと思うか?」

キーボは悲しそうに俯きながら「ありえない未来では無いと思います」と語った。


キーボ「AIは、ここ数年で人間の皆さんが信じられないような進化を遂げました。ボク以外のロボットも同じくです。……ですが、人間の思いや感情は「理解」する事が出来ても、最後の最後……人の心の奥底にあるとても大切な「何か」を理解するには最低でもあと千年は必要だと思います」

日向「その間にロボットやAIが人間に対して反逆を起こすって事か」

キーボ「はい……。ボクは「ロボットだから」と言って差別をするような人が大っ嫌いですが「ロボットだから」という理由で「区別」をする人はそこまで嫌いではありません。……飯田橋博士がボクを高校にまで通わせてくれたのも「その大切な何か」を学ばせるなんじゃないかって、今では思っています」

なるほど……つまりコイツは将来怒るかもしれないロボット&AIVS人間って構図を恐れている訳か。


キーボ「なのでこれまで何人もの生徒の相談や悩みを解決してきた日向先輩にお聞きしたいんです! 『ロボットは……人間の心を真の意味で理解することは可能だと思いますか!?』それさえ理解出来ればきっと、絶望的な未来は起こりえなくなると思うんです!!」

日向「……↓1〜3かな」


↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。



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