日向「安価とコンマで依頼を解決する」最原「その10! これで終わりだ!!」
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◆DWp3lSnh.v3L
[saga]
2023/12/26(火) 00:43:50.90 ID:oEPLZc0D0
大門「いよっし! それじゃあいつもの「アレ」始めようぜ!!」
日向「……いつものあれ?」
蛇太郎「……僕達がいつもいっしょにお風呂に入る時にやってるゲーム……です」
日向「へぇ……、そんなのがあるのか。確かに俺も小学生の頃はお風呂場で遊んだ記憶があるけど……一体どんなゲームをやってるんだ?」
モナカ「ペアでおしっこを飛ばして、的に当てるゲームだよ♪」
日向「」
新月「あーあ……やっぱり固まっちゃった……。だから今日は止めておこうって言ったのに……」
日向「え〜……今からお前らに聞きたい事が幾つかある。一番最初にこのゲームを考えたバカは誰だ」
空木「はいはーい! 私だよ、日向お兄ちゃん♪「お前、後で問答無用でオシオキな?」きゃーん♪ 日向お兄ちゃんに「また」エッチな事されちゃうよぉお♡」
お、おぃいいいいいいいいいいいいいいいっ!! 何言ってんだこの大馬鹿野郎! 仮にも小学生の友達の前でそんなこと言ったら──「あ、大丈夫です。全部知ってますから」──へ?
それから俺は、言子を除く小学生四人から衝撃的な事実を告げられた。
大問大の父親が飲んだくれのクソ親父で、教育と称して日常的に暴力を振るわれていた事。
煙蛇太郎が「自分を産まなければやれることがいくらでもあったはずだったのに」と後悔している母親から毎朝「おはよう」の変わりに「死ね」と言われ、わざとご飯を床に落とされいた上に、無駄に顔の造形が整っているのが気に食わないという理由でマスクを被らされていた事。
新月渚の父親が新月のことをまるで実験動物のように扱い、栄養剤や点滴まで使った過度な勉強生活を強いられ続けた結果、父親や周囲から失望され期待されなくなる事に恐怖心を抱くようになるようになってしまっていた事。
塔和モナカが塔和グループ会長の愛人の娘で、母親はモナカを育てることを放棄して塔和グループに預けた結果、愛人の子であるよそ者のモナカは塔和の中で針のむしろ状態になり、モナカが冗談を言うと空気が凍り、笑えばお前は笑うなよという顔をされて絶望していた事。
許せねぇ……!! そんな激怒の感情が、俺の中で渦巻いていた。そんな、そんな事ってあるかよ!! ふっざけんじゃねぇぞ毒親共! 自分の子供の事を何だと思ってやがる!! 特にモナカだ! 何でモナカが針のむしろになるような事にならなきゃいけないんだ!! コイツらが……子供が一体何をしたって言うんだ!! 今すぐにでも魔法で住所を突き止めて毒親共をギッタギタにして四人に土下座を……!!
言子「……言子は、本当に本当に幸せな方でした。初めての枕営業の前に「元・超高校級のAV男優」の方に性行為の大切さと気持ちよさを徹底的に教えて頂いたんですからね」
日向「……今のお前達の親の住所は分るか? 分るなら俺が全員ふん捕まえて……」
モナカ「あれ? 言子ちゃんから聞いてない? 全員春川お姉ちゃんと「元・超高校級の園長」や「元・超高校級の弁護士」「元・超高校級の先生」を大激怒させて全員ボッコボコにされて警察に捕まって、刑務所送りになっちゃったよ? 塔和グループのみんなは全力でこの案件を揉み消そうとしたけど「元・超高校級の捜査員」にグループの暗部を掴まれて根本から大崩壊。……だからモナカ達は今希望ヶ峰学園所属の小学校で暮らしてるの!!」
新月「……そんな訳で、ボク達は共通の「忌むべき過去」を持つ子供として仲間になったんです。どんな時も、どんな状況でも希望を捨てずに戦い続ける『希望の戦士』として」
大問「そんな希望の戦士のリーダー“超小学生級の体育の時間”「勇者」が俺こと大問大で!」
新月「副リーダーが“超小学生級の社会の時間”「賢者」の新月渚で」
空木「“超小学生級の学芸会の時間”「戦士」は空木言子で〜♪」
蛇太郎「“超小学生級の図工の時間”「僧侶」が煙蛇太郎で……」
モナカ「“超小学生級の学活の時間”「魔法使い」が塔和モナカなのー! だから私達の間に隠し事や悩み事は一切無し! ぜーんぶみんなで共有して相談するって決めてるの!!」
日向「……そうか、お前らは本当に強い子なんだな……。小学生の頃の俺なんかとは大違いだよ。…………ん? ちょっと待て、と言うことは……!!」
大問大「おう! 兄ちゃんが「元・超高校級のAV男優」に匹敵するテクニシャンで……」
新月「「ドサド」で「変態」で「ロリコン」で……」
蛇太郎「……言子ちゃんから猛アピールを受けている……」
モナカ「とっっっても優しくて素敵なお兄さんだって知ってるの!(胸に押し当てるように腕を掴む)」
空木「!!!??? ちょ、ちょっとモナカちゃん! 私の恋心を知っておいてその行為は無いんじゃないですか!?(負けじと胸を押し当てるように腕を掴む)あ、心配しないでくださいね日向お兄ちゃん。『希望の戦士』の間で話し合った事は『絶対に誰にも言わない』ってルールがありますから♪」
日向「ハハハッ……。ありがとう…………」
俺は今どんな顔をすれば良いんだろう……五人が救われていた事に笑えば良いのか? それとも今すぐこの場で説教を始めりゃ良いのか? もうどうすりゃ良いのか分んないよ……。
大門「と、言うわけで俺達の「遊び」に付き合ってくれよ兄ちゃん!!」
新月「はぁ……。結局こうなるんだね、分ってたけどさ」
蛇太郎「ペアは……言子ちゃんがお兄さんとペアになる事を譲らないだろうから……」
モナカ「モナカと新月くん、大門くんと蛇太郎くんで組むの〜。最下位の人には罰ゲームが待ってるから真剣にやってね? 日向お兄ちゃん♪」
空木「ゴホン……。そういう訳なので、日向お兄ちゃん。準備は良いですか? いっきますよ〜!!」
──ああっもうっ! どうにでもなりやがれっ!!
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