日向「安価とコンマで依頼を解決する」苗木「その9だよ!」
1- 20
881: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/12/23(土) 16:59:21.89 ID:3k9byuPV0
うーん、よしこうしよう。


狛枝「とりあえず日向くん、コレを手首に付けて?」カチャカチャ

日向「? ……なんだこれ? 腕時計にしちゃ随分ゴツいけど……」

狛枝「ああ、入間さんの『危険発明品処理場』から運良く手に入れてきた『爆弾腕輪』だよ」

日向「」

狛枝「なぁに、心配しなくても……。仮に爆弾が爆発したとしても手首から先が吹っ飛ぶだけで命に別状は無いからさ」

日向「問答無用でお前の事をボコボコにしても良いか?」

狛枝「別に構わないけど時間が無いよ? ほら、もうタイマーがスタートしてる。それでね日向くん。その腕輪は例の「モノクマ」っていう謎のUMAとその眷属のみんなが「解除に必要な指輪」を持っているからそれを探し出せば良いんだよ。そしたらその腕輪は解除されるって訳。範囲は希望ヶ峰学園全体と、才囚学園全体。……で、偽物の箱を開けた時はキツい罰ゲームが待っているよ? さぁ、日向くん。君はこの絶望的な状況からどうやって希望を見いだすのかな?」

はっ──俺を舐めるなよ狛枝……! 今の俺は「魔法」が自由自在に使える勇者なんだぞ!! こんな腕輪なんて「機械不調」で一発……!!!? な、なんでだ? タイマーが止まらない!? い、一体どうして……!! あ、そうか「モノクマ」の奴が関わってるなら──! 「探索」!「センサー透化」!!「肉体強化」!!! だ、ダメだ……やっぱり他の魔法も「発動しなくなっている」っ!!


狛枝「おやぁ? どうしたのかな日向くん。もしかして「裏技」で爆弾を解除しようとでもしたのかな?」

日向「……そんな訳無いだろ……」

クソッ! 最悪だっ!! 俺はこの年で義手生活なんて始めるつもりは一切無いぞ……。範囲は希望ヶ峰学園と才囚学園の学園中……みんなをこんな事に巻き込みたくないけど……ええい、仕方が無いっ!!



〜〜〜希望ヶ峰学園・体育館〜〜〜



日向『……俺達の卒業式を間近に控えた今、みんなをこんな事に巻き込んで本当に申し訳無いと思っている……』

俺は、希望ヶ峰学園の体育館に生徒全員を呼び出して演説していた。……理由は勿論、狛枝のやらかしと俺の現状。そして依頼の内容を手伝って貰うためだ。


日向『けど、俺はこの歳で義手になるつもりも無ければ、依頼の達成を諦めるつもりもない!! だから頼む! 『みんなの力を貸してくれっ!!』『俺の依頼達成を手伝ってくれっ!!』』

俺のその呼びかけに真っ先に応えてくれたのは、やはりあいつだった。


左右田「おう! お前にはいつもいつも本当に世話になってるからな!! こんぐらいお安い御用だぜ!!」

日向『左右田……』

初陣を切った左右田に続くように、みんなも一斉に声を上げる。


霧切「日向先輩にはこの一年で信じられない程お世話になったもの……。是非依頼の達成に協力させて頂戴」

真宮寺「ああ、そうだヨ。特にボクと姉さんにとって日向先輩は文字通り命の恩人だ。聞かないわけにはいかないネ。クックック……!」

春川「はぁ……。ま、手伝ってあげるよ。私達79期生は才囚学園に行ってみる」

ソニア「モチのロンです! 是非とも協力させてください日向さん!!」

星「……やれやれ。ま、これも先輩への恩返しと考えりゃ妥当ってとこか」

戦刃「うん……任せて、日向くん」

東条「ええ。その『依頼』必ず達成してみせるわ……。「超高校級のメイド」としてではなく、あなたの後輩として、あなたの友達の一人としてね」

腐川「ふ、ふん! ……白夜様が協力するっぽいんですもの。私が協力しない訳にはいかないでしょう……」

セレス「あらあら、今度はDEATHゲームに強制参加ですか? あなたは本当に奇妙な星の下に生まれて来たようで……(クスクス)」

夢野「んあー。正直面倒いが、入間と王馬とああいう結末を迎えられたのは日向のおかげじゃ。今日ばかりは本気を出してやるわい!!」

大和田「うっしゃあ! 俺に任せとけやパイ先!! すぐにそのUMAをふん捕まえて指輪を取り戻してやるからよぉ!!」

罪木「ま、万が一爆弾が爆発してしまった時もお任せください!! 私が責任を持ってくっつけてみせますからぁ!!」

アンジー「本当に考えられない程迷惑を掛けたし、信じられないほどの恩が創にはあるからね! アンジーも全力で協力させて貰うよー!!」

舞園「はいっ! 是非私達にもお手伝いさせてください!!」

小泉「はぁ……。本当にいつもいつも面倒事に巻き込まれてるわねアンタ。仕方が無いから手伝ってあげるわ」

茶柱「勿論です! 日向さんの腕が無くなるかもしれない危機なんですよ!? この転子、自分の出せる最大限の力を持って協力させて頂きます!!」

朝日奈「当然だよっ!! 特に私は日向先輩のおかげで苗木と結ばれる事っが出来たって言っても過言じゃ無いんだもの!!」

澪田「創ちゃんの危機とあらば即参上! 唯吹の本気、見せてやるっすよー!!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/508.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice