日向「安価とコンマで依頼を解決する」苗木「その9だよ!」
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871: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/12/23(土) 15:56:47.10 ID:3k9byuPV0

日向「なぁ七海」

七海「なぁに? 日向くん」

日向「思えばこの一年間。本当に色んな依頼をこなしてきたよなぁ……」

七海「そうだね……。日向くんはこの一年を振り返ってみてどう思った?」

日向「……本当に大変だったけど、充実した一年だったよ。毎日毎日色んな事に巻き込まれて、笑える物や危ない物、エロい物や命がけの依頼まであって……本当に退屈しない一年だった」

七海「うん……。それならもうこの希望ヶ峰学園で思い残すことは無い──」



コンコンコン!



日向「おっと、最後の最後まで依頼人か」

七海「誰だかはもう分っている気がするけどね」

日向「そう言うなって。はーい、どうぞ!!」

狛枝「やぁ、失礼するよ。日向くん、七海さん」

日向「やっぱりお前だったか狛枝……」

今回の依頼者は『狛枝凪斗』才能は「超高校級の幸運」だ。


抽選枠で希望ヶ峰学園に入学した。パーカーを着用し、才能も似ているなど78期生の「苗木誠」をどこか彷彿とさせるミステリアスな奴だ。

性格はのんきでマイペース。驚異的なポジティブシンキングで「絶対的な希望」とやらを信じ、自身の持つ「超高校級の幸運」に関しては絶対の自信を持つ。その反面、自身のことは超高校級の才能を持つ周囲と比べて「ただの幸運」とネガティブに低く評価し、極めて自虐的で卑屈な態度をとる。
推理力・洞察力等が優れており、学級裁判ではみんなに的確な助言を与えたり、議論を誘導する事も多い。

……ただし、コイツの言う「絶対的な希望」とやらはかなり歪んだ物だと俺は思う。なにせ「他人の犠牲の上にもっともっと凄い希望が待ち受けている」と本気で信じているのだから。

……俺が予備学科から希望ヶ峰学園の77期生に転入してきた時など、そりゃもう陰険な態度を取られた物だ。


七海は「日向くん。……これはラスボス前の前哨戦になるって私の中の何かが言ってるの。兎に角頑張って!!」という今までで最大のエールを残し、俺の研究教室を去って行った。

俺もいつも通り狛枝に来客用のソファーに座るよう促すと、いつもの定型文を唱える。


日向「ここは「超高校級の相談窓口」学園の生徒の悩みや相談なら何でも聞いて解決、改善に協力するけど、100%解決出来るとは限らない。そして、依頼者の身に危険が及ぶと判断した場合は、依頼を断わらせて貰う事もある。その事を頭に入れたうえで、相談したいって事があれば言ってみてくれ」

狛枝「ははっ、どうもありがとう。……でもね、日向くん。悪いけどこれは『依頼』でも『相談』でもない……ボクと君との『勝負』だって受け取って欲しいな」

日向「……どういう意味だ?」

狛枝「君はボクの予想を覆し、本当に沢山の人に希望を示してきた。77期生のみんなにも、それ以外の学年のみんなにもね。……でもね? ボクはそれでも自分の考えを曲げちゃいないんだよ。『絶対的な希望』は、誰かを踏み台にして一番上に立った人こそが手に入れられる特別な物だ……。それを『それは違うぞ』って言いたいのなら──」

日向「……お前の持って来た『依頼』をこなしてみろって事か」

狛枝「そういうこと。……さぁ、日向くん。ボクと勝負してくれるよね? ↓1〜3」


↓3までの安価で、一番「狛枝らしい」かつ「難易度が高そう」な物を採用。



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