日向「安価とコンマで依頼を解決する」苗木「その9だよ!」
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249: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/12/16(土) 00:09:44.80 ID:hnJaslF10



〜〜〜超高校級の極道の研究教室〜〜〜



ある日、突如として九頭龍の研究教室に呼び出された俺は「まぁ座れ」とソファーに促され、お茶とかりんとうを目の前に出された。取りあえずの礼儀としてかりんとうを一本食べて、お茶を一口啜る。


日向「……それで、俺に用事ってなんなんだ? まさか卒業後に九頭龍組に入らねぇか? って相談じゃないよな?」

九頭龍「違ぇよ。その辺りの詳細はもうペコ……辺古山から聞いてる。テメェが九頭龍組に入る気はねぇってな。……そこは問題じゃねぇ、そこじゃねぇんだ」

? じゃあどういう相談なんだろう。……ああ、もしかして──


日向「──葉隠と菜摘の事か?」

九頭龍「……テメェも勘が良くなったな。正解だ」

九頭龍はかりんとうをガリガリと食べながら、話しの続きをしてくれた。


九頭龍「何度も言うが、俺と菜摘はもう兄妹じゃねぇ。ただの赤の他人だ。その旦那の葉隠だってそうさ。けどよ……俺の中に未だある甘い部分が囁いてくるんだよ「本当にそれで良いのか」ってよ──」

日向「…………」

九頭龍「辺古山から既に聞いてるかもしんねぇが、どうも俺って奴は『暴力団の頭領』としちゃあ持っちゃいけねぇ『甘さ』って奴を持ってるし、それを捨てらんねぇ主義らしい。だからその……なんだ。ガキが生まれたら祝ってやりてぇんだよ、本音を言うとな」

日向「なるほどな、だけど──」

九頭龍「俺は……俺だけはそれはやっちゃいけねぇ……! じゃねぇと示しが……部下達への示しが付かねぇし、頭領の行動としちゃ失格も失格だ。……だけど胸が痛ぇ、腹が痛ぇ、頭が痛くて仕方がねぇんだ。……なぁ、俺はどうすりゃ良いと思う? これが暴力団の頭領が抱えていかなくちゃいけない痛みだってんなら、俺はそれを素直に受け入れるつもりだ。でももしも……もしも「裏道」や「抜け道」があるのなら俺は──!!」

日向「九頭龍」

九頭龍「?」

日向「↓3」

↓3までの安価を混ぜて、>>1が上手い具合に纏めます。



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