日向「安価とコンマで依頼を解決する」苗木「その9だよ!」
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◆DWp3lSnh.v3L
[saga]
2023/12/14(木) 21:29:13.12 ID:FlpBfH8Q0
……おいおいマジかよ。マジで『異世界の事について』書かれた本があるじゃねぇかよそれも二冊も!! えっと、一冊が『異世界の品物を召喚と返還する方法と、異世界に存在する職業にジョブチェンジする方法』……これは覚えておいた方が良さそうだな。色々と便利そうだし『コピー』の魔法で本の内容を丸ごと記憶しよう。……しかし、本格的に怪しくなってきたな。この『希望ヶ峰学園』って学園が……「カムクラプロジェクト」なんて事に手を貸そうとしてた俺が言える事じゃないけど……。
んで、もう一つが──
ボフン──!!
魔道竜騎士・勇者日向「ゲッホゲッホ!! ……こ、この唐突な展開はまさか……!!」
モノクマ王「そう! ボックでーす!! やぁやぁこの前はゴメンね日向くん。ちょっと忙しくて手が話せなくてさぁ。……あ、そうそう謝らないといけないことがもう一つあって──」
魔道竜騎士・勇者日向「んなもんどうでも良い! 頼みがあるモノクマ王、Mって文字が書かれたトマトと、そのトマトを食べちまった女の子が不思議な力を使えるようになっちまったんだがお前どうにか出来ないか?」
モノクマ王「あああれ? あれそもそもボクが君に送った奴」
魔道竜騎士・勇者日向「…………はぁ!?」
モノクマ王「いやー、謝らないといけない事ってのもその事でさ。あのトマトは「星の果実」って呼ばれてる果物で「星の戦士」が食べる為に「星の内海」から時々流れてくる物なんだよね。で、「星の戦士」に相応しい人が食べると「奇跡の星(ワープスター)」っていう乗り物が使える様になるんだけど、そうじゃない人が食べるとその人を強引に「星の戦士」にするために、色んな魔法が使えるようになっちゃうんだ。……どうも送る座標をミスっちゃったみたいでさ。いやー失敗失敗」
な、なんてことしてくれやがるんだこの野郎! おかげで舞園が今大変な事になってるんだぞ!! しかも本人がノリノリだからこのままだとマジで「エスパー系アイドル」としてデビューしちゃいそうだし!!
魔道竜騎士・勇者日向「な、なんとかならないのか!? このままじゃ──」
モノクマ王「うん、ぶっちゃけマズいね。なので、舞園さんを一回異世界に拉致します」
魔道竜騎士・勇者日向「──は?」
モノクマ王「んで、星の危機を本物の『星の戦士』と一緒に救って貰います。「星の戦士」としての役割を強引に果たさせる事で、星の果実の効果を強引に使い果たさせようって訳。……あの世界はとっても優しくて強い創造神が厳重に管理してるから大丈夫でしょ多分。(その代り規模が有り得ないぐらい大きい敵が出てくるけど)」
魔道竜騎士・勇者日向「ちょ、ちょっと待て! 舞園に俺達がやった冒険みたいなことをさせようってのか!? だったらせめて俺も同行させろ! その異世界って奴がどんな世界かは知らないけど舞園一人に背負わさせられるかよ!!」
モノクマ王「いやー、君はこっちの世界の『竜の勇者』として登録されちゃってるから無理。こっちの世界で追加の『星の戦士』になる事は出来るけど、別の世界の『星の戦士』にはなれません! なので大人しくこれ食べてねー」ポイッ!
そう言うと、モノクマ王はMと書かれたトマトを俺の方に投げて寄越す。……食べる前に一つ聞きたい事があって、俺はモノクマ王に聞いた。
魔道竜騎士・勇者日向「……なぁ、前の魔導書の事もそうだけど何で俺を『強くしようとするんだ?』俺が強くならないと何か『不都合』でもあるのか?」
モノクマ王「んー……話しても良いけど、やっぱりダーメ。それだけヤバイ事を君にはして貰う予定なんだからさ!!」
魔道竜騎士・勇者日向「…………↓1」
星の果実を
@食べる。
Aスグには食べない。
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