小牧嬉歌「間違ってたらアレなんだけど……何回目、なの?」
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30: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2023/12/05(火) 20:10:08.72 ID:loDylRht0
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手鞠沢高校 屋上

ウタ「同じです、ね。タイムリープを自覚してて」

レイレイ「そうだね。タイムリープをする前の記憶もある、全部じゃないけど」

ウタ「記憶が戻る時間は、いつも違う」

レイレイ「そうだね。タイムリープは今年の4月頃に戻ってるみたいだね。記憶が戻るのはそれ以降だから」

ウタ「そ、そうですよね。同じなはずなのに気持ち悪くて」

レイレイ「4月頃に戻って、終わりは」

ウタ「登校日前日」

レイレイ「それも同じかな」

ウタ「あの、隠し事はなしですよね」

レイレイ「うん。私も隠し事はしない」

ウタ「期末テストが5位だったのは、お腹の調子が悪かったからですか」

レイレイ「そこなの?ううん、お腹は痛くなかった。今回は頑張らなかっただけ」

ウタ「そうなんですね」

レイレイ「アイリが心配してくれるかと思って」

ウタ「レイレイ先輩、意外と楽しんでますか」

レイレイ「そうだね。私からも質問。ウタはタイムリープを望んでる?」

ウタ「……それは、その。する前はやり直したいと思うことが多々ありましたが。何度も繰り返すことで先のことがわかり、心の安定を得たので何回かは良いと思ったのですが」

レイレイ「今は?」

ウタ「レイレイ先輩は、高校1年生の春とかいう生活が変わってストレスがかかるイベントが多発する時期をネガティブな臆病者が繰り返したいと思いますか」

レイレイ「ウタには厳しいね」

ウタ「不安だけど、登校日に人前で歌うのを楽しみにしてる自分もいて……それと」

レイレイ「それと?」



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