小牧嬉歌「間違ってたらアレなんだけど……何回目、なの?」
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26: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2023/12/05(火) 20:06:50.85 ID:loDylRht0
18 #13

手鞠沢高校 アカペラ部室

ムスブ「……38点!」

この点数だったら大丈夫。今回もムスブちゃんは赤点回避。

クマ「学年平均……ろ、68点」

ムスブ「ということは!?」

ウルル「おー、セーフだ」

ムスブ「しゃあっ!!」

何回も聞いてるけど改めて聞くと凄い声だしてる、ムスブちゃん。

レイレイ「あ、そういえばアイリはどうだったの?」

先輩たちの会話も聞こうと思えば、聞こえることもわかった。

部長は85点を狙うとかいう貴族の遊びをしている。

アイリ「レイレイは?」

レイレイ「5位」

アイリ「お腹の調子でも悪かった?」

レイレイ「頑張り切れてない。本気の人には、敵わないんだよ」

アイリ「ううん。レイレイは頑張ってる」

レイレイ「ありがとう、アイリ」

前は2位だったような。本当にお腹の調子が悪かったのかな。

ムスブ「いくぞ!!」

ムスブちゃんは大丈夫。きっと同じ点数で赤点は回避してる。

ムスブ「ハイ!32点っ!!」

ウルル「くー、びみょいなーー」

クマ「数Iの学年平均……63点」

平均点も変わってない。ムスブちゃんは毎回頑張って赤点を回避できる。

私も頑張って教えられた。自分のできる限りで精一杯。

ムスブ「……え、あ?」

ウタ「ギリギリセーフだよ、ムスブちゃん」

あれ?

ムスブ「よっ……シャーーー!!!」

なんで、レイレイ先輩と目があったんだろう。




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