日向「安価とコンマで依頼を解決する」左右田「その8だ!!」
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◆DWp3lSnh.v3L
[saga]
2023/12/11(月) 23:20:28.61 ID:NgUM0z2L0
〜〜〜超高校級の占い師の研究教室〜〜〜
葉隠「あ〜……。その、何て言うかだな……」
その日『相談があるんだべ』と自分の研究教室へ俺を呼び出した葉隠は、どうにも歯切れが悪かった。俺が「またトンでもない依頼や金儲けの依頼を持ち込もうとしてるんじゃないだろうな?」と牽制すると「違ぇベ! こちとら真剣に悩んでんだべ!!」と反論してきた。……一体何だっていうんだ。
葉隠「その、日向っちはあの異世界での大冒険のこと覚えてっか?」
日向「ああ、勿論覚えてるぞ。忘れられるわけがないだろう」
……本当に色んな意味でな! 思い出す度に茶柱とのあれこれが想起されて俺の創が反応しちまうけどな!!
葉隠「……あの冒険で、ちったぁ「真面目に勉強して真面目に働く」って事の楽しさと気楽さを俺は学んだべ。少なくとも借金取りに追われたり、苗木っちを騙して内蔵売買の取引のサインをさせたりするよかずっといい人生って奴を送れてたと思うんだべよ、向こうの……記憶を取り戻す前までの俺は」
日向「……そうだな、俺もそう思うよ。お前の陰陽術のおかげで窮地を乗り越えられた事だって一度や二度じゃないからな」
葉隠「人生って冒険を生きるには大切な仲間が必要で、最低でもその仲間からの好感度は高くないといけなくて……。それはこの世界でも変わらねぇって俺の占いにも出てるんだべ」
日向「……それで? 結局お前を悩ませてる物はなんなんだ?」
葉隠「……結論からいっちまえば『金』だべ。金さえあれば、借金さえ返せれば、俺はもう友達に卑怯な真似をしなくてすむ。借金取りに終われなくてすむ。……どうせまた金に目が眩んじまうんだろうけれど、少しは「今までよりマシな生き方」って奴が出来る様になると思うんだべよ」
日向「…………」
葉隠「俺はどうすりゃ良いんだ? 占いを止めてあくせく働きゃ良いのか? でもそれだと借金が返せねぇ……。でもこれ以上「卑怯な真似や汚い真似」をしてまで俺は金を稼ぎたくねぇ……。そう思うようになっちまった──なぁ、俺はどう生きりゃあ」
日向「葉隠」
葉隠「?」
日向「↓3」
↓3までの安価を混ぜて、
>>1
が上手い具合に纏めます。
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