日向「安価とコンマで依頼を解決する」左右田「その8だ!!」
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570: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/12/08(金) 23:53:24.70 ID:f/O3xban0

日向「答えなんて、簡単じゃないか。『悪いことをした』と思ったら、素直に『謝れば良いんだよ』」

アンジー「……でも、アンジーもう謝っちゃったよ。終一に……」

日向「もう一度、今度は『誰かに言われたから』じゃなくて『自分自身の意思』で謝るんだ。自分の未来は自分でしか決められないようにな……。安心しろ。俺は「超高校級の相談窓口」だからな、相談ならいつでも何度でも乗るぞ。お前の心が完全に晴れるまでな」

アンジー「…………アンジーは……」

星「アンジー。まだ言いてぇことが山ほどあるんだろ? ……俺に惚れたって言うなら、俺の胸で泣いてくれ。それが今、俺がお前にしてやれる最大限の事だ」

アンジー「う、う、うわぁああああああああああああああん!! 好きだった! 本当に大好きだったんだよ、終一の事!! でも叶わなかった! アンジーが正しくなかったから! 終一の嫌がることを沢山しちゃったから!!」

星の胸に抱きついて、夜長はむせび泣く。今までの懺悔をするように。破れてしまった初恋を嘆くように。


アンジー「ヒック……。終一、私のこと許してくれるかなぁ……?」

星「……さぁな。それは俺にも分らねぇさ、だが──」

アンジー「ん──…………竜馬……」

星はその場でもう一度夜長の唇を奪い、こう言った。


星「あいつの事は俺もよく知ってるが、お前さんが本気で謝るならきっと許してくれるさ。俺が一緒に謝るのは筋違いだから謝罪には付いていってやれねぇが……。お前さんに惚れた男として、お前さんを惚れさせた男として、やれることは全部やってやるよ」

アンジー「…………竜馬」

小泉「あー、あのさ? もうそういう気分じゃなくなっちゃったからなんだけど、もうこの合コンはお開きにしない? なーんかこの後にワイワイ騒ぐのって……」

狛枝「『粋じゃ無い』って奴だね。ボク的に言わせれば『希望じゃない』……かな?」

戦刃「う、うん! そうだよ!! そうしよう!!(みんながそう言ってるんだし、私もそれで良いよね盾子ちゃ……ううん。私も『私がそう思ったから』っていう理由で行動出来るようにならなくちゃ。そして盾子ちゃんの事を叱ってあげられるようなお姉ちゃんにならないとね……!!)」

葉隠「俺はもう何でも良いベ……(小泉っちと交わした奴隷契約……なんとか解消できねぇかなぁ……)」



こうして、俺達の合コンは幕を閉じた。本当に色んな事があったが、最後には「やって良かった」と思える合コンになった。……さて、その後の話しをしようか。

一夜明けて最原にこれまでの事を真剣に謝りに行った夜長は無事↓1


01〜30 普通に許して貰えた。
31〜60 普通の友達になれた。
61〜90 大切な友達になれた。
91〜00 ↑1+赤松と「どっちの彼氏がより格好いいか」で論争する仲になった。



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