日向「安価とコンマで依頼を解決する」左右田「その8だ!!」
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294: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/12/06(水) 20:31:11.82 ID:LCOF6MU60
51 まぁ半殺しにはされてるよね


ビシィ! バギィッ! ドゴォッ! ボガァッ! という連続した打撃音が廃工場内に響く。質の悪い暴力団が、苗木をボコボコにしているのだ。仲間の3割をやられて完全にブチ切れたのか、こまるの事は一旦放っておいて総出で苗木に殴りかかっている。


苗木「うぐぅっ! がふぅっ!! ゴハッあっ!!」

質の悪い暴走族K「オラオラァ! さっきまでの威勢はどうしたよ兄ちゃん!! 妹を助けに来たんじゃなかったのかぁ!?」

こまる(やめて! もうやめてよぉ!! 私ならもうどうなっても良いから! お兄ちゃんにこれ以上手を出さないでぇ!!!)

苗木「う、うぅうううう……」

質の悪い暴走族J「……! そうだ、良い事思い付いた。おい、小娘のパンツを脱がせろ」

苗木「や、めろ……!」

苗木の言葉も虚しく、こまるは正真正銘生まれたままの姿にされてしまう。


質の悪い暴走族L「へへっ、こっちに来いよ。今からテメェに見せてやるよ。大事な大事な妹の処女喪失場面って奴をなぁ!!」

質の悪い暴走族M「妹がオレらに「ピー」されるとこみてチンポおっ立ててやがれ! こいつら互いにシスコンブラコンっぽいからなぁ!! 一生忘れられない光景って奴になるだろうぜ!!」

苗木「や、めろ…………!!」

苗木が最後の力を振り絞って抵抗するが、髪を完全に鷲づかみにされて、もう立ち上がる力も抵抗する力も湧いてこない。


こまる(……ごめん、本当にごめんねお兄ちゃん……。私、私本当は──)

足しの悪い暴走族V「へっへっへ……それじゃあ一番槍は貰いまーす!!」

苗木「やめろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

苗木の渾身の叫びが廃工場内に響き渡る……その時だった。




???「……フラッシュ・クラッシュイヤー」




ピカァアアアアアアアアアアッ──!! というまるで閃光炸裂弾のような光と爆音がこまるを中心に炸裂し、質の悪い暴走族は全員目と耳をやられる。


質の悪い暴力団s『ギャァアアアアアアアアアアアアッ! 眼が、耳がぁあああああああっ!!!』

苗木(ま、眩しくて何も見えない……!! 一体何が……!?)

???「『回転斬り』っ!!」

謎の人物がこまるの近くに飛び込んだかと思うと、突然手に持った剣のような物(実際はただの強化した鉄パイプ)で周囲の暴力団を一気に薙ぎ払うとこまるの拘束をいとも簡単に外して片手でお姫様抱っこをし、苗木も抱えて廃工場の入り口まで歩いて行く。

……そこまでいってようやっと、苗木はその人物の姿が確認出来た。全身美しい空色の、まるで中世ヨーロッパの騎士のような鎧。その覇気は魔王すら倒せるのではないかと思うぐらいに強く、大神や戦刃以上の強者だと確信させる。顔は竜の仮面(FF11の竜騎士を思い浮かべて下さい)に覆われていて分らなかったが……少なくともこの人物が自分達を助けてくれたと言うことだけは心の底から理解出来た。


???「……大丈夫か?」

苗木「あ、あなたはいったい……」

苗木が今まで聞いた事も無い声だった。青年にも中年にも老人にも聞こえる……こ、この騎士のような人物は一体……!!


質の悪い暴走族X「ち、畜生……! なんだ、なんなんだよテメェは!!?」

???「↓1」


01〜30 仮面ライダーだ。
31〜60 騎士だ。
61〜90 勇者だ。
91〜00 ただの……ただの人間だ!!(嘘付け)



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