日向「安価とコンマで依頼を解決する」左右田「その8だ!!」
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125: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/12/04(月) 21:55:28.08 ID:3RWcUeRI0

西園寺家の伝統──国を裏の裏から動かすために必ず良家の娘か息子と結婚させる──って風習は完全に無くなった。まぁ二割ぐらいは悪しき風習って奴が残っちまったみたいだけど……そこは俺と西園寺で必ずなんとかしてみせるさ。

あと、今回の結婚相手(偽装)だった相手の家は、霧切達別行動班に犯罪や悪事の証拠の数々を掴まれてあえなく御用となった。ホント、どれだけ感謝してもしたりねぇよ、みんなには……。霧切なんか「あら? これで依頼を終えたつもりなんて無いわよ? 次は必ず、失踪した西園寺さんのお父さんを見つけ出してみせるわ」と言ってくれたたしな……そして──



左右田「あのー……ほ、本当にやるのか?」

花村「何言ってるのさ、当然でしょ!?」

東条「肝心の先輩達の正式な結婚式にお婆さんはどう足掻いても出席できない……なら」

澪田「今ここで先行結婚式をやっちまおうって話しっすね!! ヒャッハー! 唯吹超歌ってお祝いしたい気分何すけど、今だけは全力を持って自重するっす!!」

朝日奈「うーん、こういう「畏まった場」は苦手なんだけど……先輩達二人の結婚式だもんね!! えーっと、守っておかなくちゃいけないマナーとかあるっけ? それとご祝儀ってのも出さなくちゃいけないんだよね? ど、どうしよう。私今大したお金持ってないよ!?」

不二咲「お、落ち着いてぇ! 正式な結婚式じゃないんだから!! それっぽい物をするだけなんだから!!」


と、俺達希望ヶ峰学園からやってきた生徒全員は、西園寺家の大広間でそれはそれは豪華なおもてなしを受ける事になった。俺はもう「西園寺家側」の人間として「持てなす側」だから料理はあまり食えなかったけどな! んで、だ……。結婚式の重要な儀式と言えば──



〜〜〜〜〜〜



左右田「じゃ、じゃあ行くぞ。さいお……ひよ子」

西園寺「う、うん。来て、お兄……」

ジーッ……という視線が周囲から突き刺さる。あーっもう視線がウルセぇ!! テメェらよってたかってニヨニヨニヤニヤしてんじゃねぇ!! こっちは初めてのキスでスゲー緊張してんだぞ!!


西園寺「お兄……はやくぅ……は、恥ずかしいから……」

左右田「あ、ああ」

そうして俺は西園寺の唇に自分の唇を近づけ……↓1(高コンマ程濃厚で周りが恥ずかしくなってしまう様なキス。低コンマ程付き合いたての恋人の様なキス)





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