日向「安価とコンマで依頼を解決する」茶柱「その7です!!」
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958: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/12/03(日) 01:17:15.57 ID:lK+VEa4S0
50+54=104 少なくとも江戸時代より前からあった。


日向「そ、そんなに有名な家だったのか!?」

十神「ああ。そんな名家だからこそ、今なお『京都全体を牛耳る』程の力を残している。俺や九頭龍の家から婿入りした者も何人かいるぞ。『時の権力者』との繋がりを保つためだな」

日向「……!!? ちょっと待て、じゃあ西園寺が結婚させられそうになってるのって……!!」

十神「十中八九『政略結婚』+『血を守る為』だろう。競走馬などと同じだな、良い家の血なら良い家の血ほど良いという古くさい考えだ」

そんな……そんな物のために左右田と西園寺は──!!


十神「……だがそれの何が悪い? 王族や競走馬などと同じだと言っただろう。言わばこれは人間を駒にした『ゲーム』だ。どこの息子と誰の娘を結婚させたら『家』の特になるか……。それは古来より行なわれてきた、ある意味で王道とも言える方法だぞ」

日向「──ッツ!? あいつらは、左右田と西園寺は本気で愛し合ってた!! 身分の違いや昔からの伝統なんてもんで引き裂かれて良い仲じゃない!!」

十神「それは貴様の立場だからこそ言える考えだと知れ。……西園寺ひよ子の父親がなぜ西園寺家を出て行ったか知っているか? 西園寺家の宗家や分家……家族以外からの嫌がらせに耐えられなくなったからだ。そいつは『ただの一般人』だったからな。……こういう事情から、西園寺は左右田を遠ざけたのだろう『また自分の父と同じような事になるのでは無いか』という恐怖からな。まぁ他にも色々と理由があるかもしれんが」

日向「でも、やっぱり間違ってると思う……。少なくとも俺は左右田に全力で協力するぞ!! その下らない伝統とかいう奴をぶっ壊して、西園寺と左右田の結婚式に友人代表としてスピーチに参加するんだ!!」

十神「くっくっく……。そう言うと思っていたぞ日向。良いぞ、やってみろ。もしそれが実現できたら貴様を本格的に『十神財閥の次期総帥』として大いに評価してやる」

俺は大急ぎで十神の研究教室を飛び出すと、左右田に電話を掛ける。あいつは今…………↓1(高コンマ程状況が悪い)





それでは今回はここまで。それではまた明日。3時から6時頃にもお会いしましょう。



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