日向「安価とコンマで依頼を解決する」茶柱「その7です!!」
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750: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/12/01(金) 21:26:36.88 ID:f5fjQHqj0



〜〜〜超高校級の飼育委員の研究教室〜〜〜



???「あら、遅かったわね」

日向「お、お前は……!?」

田中の研究教室を訪れた俺達は、開口一番こう言われた。……この部屋の主である田中に、ではない。ゴスロリを着て桐の箱を持っている「謎の少女」にだ。……いや、正確には謎ではない。俺はこの少女を知っている。こいつ、不二咲のことを気に入っていた6とかいう滅茶苦茶ヤバイ「神竜」とか言われてるドラゴン──!


6「そんなに警戒しないで、私達の世界を救った勇者様? ああ、もちろんあの世界の「神」の一人として貴方の冒険譚は全部把握しているからそのつもりで」

獄原「え、えっと……日向先輩。この女の子を知ってるの?」

日向「……まぁ、一応な」

6の周りには田中が完全に従えているはずの猛獣達が主を守るかのように集まっている。……なんと、田中自身もだ。まぁ相手は「神様」なんだし、それも当然か……。


田中「……何しに来た、特異点」

日向「いや、あの……「『虹の実』を探しているんでしょう? それならこの桐の箱の中にあるわ。あの子(不二咲)にあげた余り物だし、欲しいなら持って行きなさい」い、良いのか!?」

つーかこいつ、本当に「神様」なんだな……。俺達が「虹の実」を必要としている事すらお見通しか……。


6「ええ。ただし、この箱を開けたら「虹の実」の香りが辺りに漂うだろうから扱いには十分気をつけること。必ず複数人で調理を行なう事ね、互いの「暴走」を止めるためにも。ああ、余った実はそのまま食べちゃって良いわ。……暫くの間、他のフルーツが味気なく感じられるでしょうけど」

日向「……分った、ありがたく貰っていくよ。ありがとう」

獄原「え、ええっと……ありがとう、なんばーしっくす? さん」

6「いえいえ、私は暫くこの部屋でこの子(猛獣)達が暴走しない様に見張っていてあげる。……この子(田中)も私の事を気に入ってくれているみたいだしね」クスクス

田中「…………」

……田中? ああ、そういえばコイツゴスロリ好き──「ええい! 用事は終わったのだろう!? さっさと行け、特異点! 神の御前だぞ!!」はいはい。それじゃ、終里の待っている調理室に行くとするかな……。




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