日向「安価とコンマで依頼を解決する」茶柱「その7です!!」
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◆DWp3lSnh.v3L
[saga]
2023/11/30(木) 20:31:11.54 ID:LKvK8cNg0
──希望ヶ峰学園の79期生「超高校級の悪の総統」である『王馬小吉』は「嘘の天才」だ。……ああ、分かってたさ。分かっていたのに、またしても俺はコイツの「嘘」に踊らされてしまったのであった。
日向「……あの混浴銭湯が無くなる?」
その日、朝から電話が掛かってきて何事かと電話に出ると、スマフォに表示された相手は「王馬」だった。この時点でものスッゴく嫌な顔になりながら、俺は渋々電話に出る。すると王馬は最初から『ウェアアアンヴ(ジュル)ヤェャアアア↑アイィヤエ↑ヤゥィゥ→!』とかいうコイツ独自の泣き声で叫んできた。「うるせぇ!!」と一喝して、取りあえず何があったのか噺を聞き始めると……。
王馬『そうなんだよー! 俺にとって絶好の悪戯場所……もとい、最高の施設だったのにー!! 今の時代、銭湯なんて需要がほぼ無くなりつつあるのは知ってるけどさぁ! 「混浴OK」なんて超珍しい銭湯は日本中どころか世界中探しても多分あそこだけだよ!! 悲しいと思わない? 思わない?? ああ、あの銭湯の番台のお婆ちゃん一体どうなっちゃうんだろうって考えると夜しか眠れないよー!!』
日向「そうか……。それはまぁ……確かに寂しいな」
俺にとっても、あそこは思い出深い場所だ。澪田と罪木の素っ裸を見て、王馬によって嵌められた最原と夜長の暴走を止めて……本当に、色んな事があった。あそこの銭湯、無くなっちゃうのか……。うん、それはやっぱり寂しい。
王馬『……という訳でさ。最後の最後に俺と日向ちゃんで「男と男、1対1の裸の付き合い」をしない? 途中で万が一誰か綺麗な女性の一が入って来たらご褒美って事で!! あの銭湯「混浴前提」なんだから入って来る人達は「そういう覚悟」が出来ている人達だけだと思うからさ!!』
日向「……まぁ良いけど」
王馬『いよっし! じゃあ○○時に銭湯の前で集合ね!! いやー楽しみだなぁ! どんな話しをしようかなぁ!!』
……俺としても、これが人生最後の「銭湯での入浴」って奴になるかもしれないと思うと、何だか寂しい気分になる。……そんな事を考えていたからこそ、王馬の策略にハマってしまったのかもしれない。
〜〜〜混浴銭湯・入り口〜〜〜
王馬「あ、来た来た。おーい、日向ちゃーん!!」
王馬は風呂桶にタオルとバスタオルを入れて、俺の事を待っていた。俺は風呂桶なんて洒落た物は持ってないから、リュックサックに着替えとタオルとバスタオルを詰め込んだだけだ。
日向「随分早いんだな」
王馬「だって俺スッゴく楽しみでさぁ。本当に、この銭湯にはお世話になったんだよ俺……。最後の最後くらい「ただのお客さん」として利用するのも良いなって思ったんだ」
日向「はぁ……。この際だ、俺が知ってるお前の悪事以外にどんな事をしでかしてきたのか、中で全部吐いて貰おうか」
王馬「うん、良いよ! あ、でもまずは何はともあれ銭湯に入ってからね、お婆ちゃーん! 小学生「おいこら」……高校生二人分お願いしまーす!!」
こんの野郎、さっそく悪事その1を見つけたぞ。こいついつも自分の事を「小学生」だって偽って入ってやがったな!? いや確かにこいつの身長と体格考えたら信じちまいそうだけどさぁ! お前あの駄菓子屋の時と言いナチュラルに年齢詐称するんじゃねぇよ! やることがコスイぞ超高校級の悪の総統!!
と、いうことで俺達は早速脱衣所で服を脱いで入浴場に入りまず身体をシャワーでササッと流すと、湯船の中に入る。アア゛〜……やっぱ気持ち良いなぁ。こう、温泉でも温水プールでもなく、銭湯だからこその良さってあるよなぁ……。
日向「……それで? お前はこの銭湯でどんな悪事を働いてきたんだ?」
王馬「んっとねー。日向ちゃんが知ってる奴以外だと↓1↓2↓3とかかなぁ?」
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