日向「安価とコンマで依頼を解決する」茶柱「その7です!!」
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577: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/29(水) 21:19:46.64 ID:Uues3oo+0

王馬「はいこれ。夢野ちゃんの部屋からまだ試してない魔導書を一冊持ってきたから、中身を大声で唱えて?」

夢野「? ……そんな馬鹿な。ウチの部屋にある魔導書でウチが試していない魔導書などある筈が……(ページペラペラ)……んなっ……んなっ!? これは……!?」

王馬「ねぇねぇどうしたの? ただ本の中身を大声で唱えるだけで良いんだよ? スッゴく楽な罰ゲームじゃない!! 俺ってばやっさしいと思わない?」

王馬は相変わらずニヤニヤとした笑みを崩さない。……なんだ? あの本に何が書いてあるって──


夢野「ま、○月×日 今日は王馬が耳元で「俺は好きだけどね」って囁いてくれた。嬉しかった……」

日向(……は?)

王馬「うんうん、それで次は?」

夢野「○月△日 今日は王馬がウチをからかって罵って泣かせる寸前までいかせて、その後「夢野ちゃん、そういう所も素敵だね」って言ってくれた……悪く無かった……」

お、お、王馬! テメェ鬼か悪魔かよ!? 流石の俺にも詳細が分かったぞ!? それ夢野の日記帳だろ!! 確かにある意味で「魔導書(黒歴史)」と呼べなくもないけどこれは酷すぎるだろ!?

……その後、数十分間の間夢野の日記朗読会は続いた。夢野はもう全身真っ赤っかで、王馬はそれをずーっとニヤニヤとした満足げな笑みをしたまま眺めていたのだった……。



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