日向「安価とコンマで依頼を解決する」茶柱「その7です!!」
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119: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/25(土) 17:59:22.87 ID:o87WR7f00

日向「……率直な意見と、キツい意見。どっちの方から聞きたい」

腐川「な、なによ。幾つもあるっての……? じゃ、じゃあキツい方からで……私、苦手な食べ物は最初になんとかする主義なのよね」

日向「お前は異性と接触した実体験に欠けているんだよ。だからラノベでよくある多種多様な「男子と女子の恋模様」って奴が、お前の純文学だとワンパターンになるんだ」

腐川「ふ、ふん! 分かったような口を利くのね……。でも、確かにその通りかもしれないわ……文学だけじゃなくて、ありとあらゆる作品は極めれば極めるほどその「骨格」は同じになる物……。「実体験に欠けている」っていうのは作家として致命的かもしれないわ……」

日向「ああ。十神はお前が大暴走するから無しとして、苗木……は無理だな、苗木lovesが妨害に入るに決まってる。『依頼』って形で良ければ俺が付き合うぞ。今度一緒にどっかに遊びにでも行くか?」

腐川「な、ななななななな何言ってんのよ! それって思いっきり「デート」の部類に入るじゃないの!! 白夜様に誤解でもされたらどうする──「そうして何もしようとしないからお前は「経験」が積めないんだよ」うぐぅ……!」

腐川は「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ!」と押し黙ってしまった。……仕方ない、もう一つの意見を出してやるか。


日向「後は「心」じゃなくて「身体の不調」の場合だな」

腐川「か、身体の不調……?」

日向「ああ。ぶっちゃけ、今のお前の生活は不健康極まりない。風呂には碌に入らないし、部屋は汚いし、好き嫌いも多いし、寝る時間もメチャクチャだ。健全な精神は健全な肉体に宿る──じゃないけど、そんな生活を送ってたら体調が悪くなって心もスランプになるに決まってる」

腐川「な、なるほどね……」

日向「とりあえず牛乳、チーズ、ヨーグルトみたいなカルシウム食品を取れ。それと、小魚なんかも良いぞ。あとは……応急処置で良ければ俺が「アレ」をやってやるけどどうだ?」

腐川「あ「アレ」……? アレってなによ……?」

日向「「アレ」は「アレ」だよ。ほら、ソファーに仰向けになって寝っ転がれ」

腐川「こ、こう……? っていうかアンタなにをするつも──「それじゃあ行くぞ……オラァアアアアアアアアッ!!」──ッツ!!!???」

そうして俺から「アレ」を受けた腐川は前とは見違えるように身体が軽くなったとお礼を言ってきた(その前に「このド変態!」だの「セクハラよセクハラ!」などの暴言も言われたけど)……調子も戻ったみたいだし、あとは彼女自身が「色々な経験」を積めるようになれば良いんだけどなぁ……





腐川との絆クエストをクリアしました! 「腐川に助けを求める」の難易度が更に下がりました! 『腐川のパンツ』を手に入れました!!



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