日向「安価とコンマで依頼を解決する」茶柱「その7です!!」
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◆DWp3lSnh.v3L
[saga]
2023/11/25(土) 16:53:22.28 ID:o87WR7f00
日向「ハァ……。ハァ……。や、山田ぁ!! お前の言ったベタ塗りってこれで良いか!?」
山田「はいはいちょっとご拝見……。うむ、素人にしては上々でしょう! これなら問題無いと見ましたぞ。いやぁ、いつもながら本当にすみません日向創殿。掃除に買い出しと言った雑用だけでなく、挙げ句の果てには原稿の手伝いまでしていただいて……。しかし、今回の作品は今までの総決算とも言える大作……。猫の手も借りなければならない状況で四の五の言っていられないのです!!」
……こうして「山田」の依頼を受けるのは今日が初めてじゃない。例の「ぶー子のカメラ紛失事件」の時が初の相談だったが、それから時を見て『今とんでもなく忙しいので代わりに買い出しに行ってきて欲しい』とか『ちょっと仮眠を取りたいので部屋の片付けを代わりにして欲しい』とか、そういう依頼をポンポコ持ち込んでくるようになったのだ。
その度に『俺は便利屋でも何でも屋でもねぇんだぞ!!』と説教するのだが『そこをなんとかぁあああああああ!!』と脚に縋り付かれて頼まれると(鬱陶しくて)仕方なく『依頼』を受けてしまうのだ。勿論、ただでは無く山田お手製の『同人誌』を報酬代わりに毎回貰うのだが、これって釣り合い取れてるのか? そんな事をするつもりは全く無いが、オークションサイトで競りにでも出した方が儲かるんじゃないか?
日向「毎回言うけどお前アシスタントを雇えよ……。『お前のサークルに加わりたい』って奴なんてそれこそ山のようにいるだろう」
山田「いやー、その……。仰るとおりで耳が痛いのですが……」
山田は『この話』になると毎回話を逸らしたり、押し黙ってしまう。……何か『サークル活動』についてトラウマでもあるんだろうか。それなら是非俺に『相談』して欲しいものだが……。
山田「……日向創殿は『サークル活動』で一番大切な事とは何だと思われますか?」
日向「一番大切な事? 締め切りを守る事とか、印刷所の皆さんに極道入稿で迷惑を掛けない事とかか?」
山田「突然のクリティカルアタック!? いや確かにそれも凄く大切な事なのですが、そうではなく──!!」
山田はやはり一瞬押し黙ったが、覚悟を決めたように言いだした。
山田「それはですね……。『連帯感』です」
日向「『連帯感』?」
山田「はい。サークルの『方針』って奴が大まかに決まっていても、拙者達は人間です。どこかでミスをしたり、考えの違いから諍いを起こしたり、『テーマ』の解釈の違いで作品の根幹が崩れてしまったり……。そういう事が絶えないのが『多人数でのサークル活動』なのです」
日向「…………」
山田「僕は見てきました。『大手サークル』と呼ばれていた方達が些細な事から大喧嘩を起こし、そのまま……互いの心に傷を残したまま解散に至る様を……。ですからその……、恐いのですよ。自分で言うのもなんですが、拙者は『超高校級の同人作家』です。「アシスタントになりたい」「サークルに加えて欲しい」というありがたい声は今まで幾つも頂いています」
山田「……もしそんな同士を越えた『仲間』になってくれた方達とそんな事になったらと思うと……拙者は……」
日向「山田」
山田「?」
日向「↓3」
↓3までの発言安価を
>>1
が良い具合に纏めます。(ただし、いつも通り過激な物。下品な物。日向が言いそうにない物は安価下です)
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