日向「安価とコンマで依頼を解決する」澪田「その6! RPG編っす!!」
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947: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/23(木) 22:23:40.48 ID:CuUW0Nek0

対魔忍尾美田「う、うぅう……」

武闘家茶柱「な、なんなんですか、今のは…………! あれだけ強力な結界が、まるで紙のように……!!」

魔法使い入間「……無限だ」

陰陽師葉隠「……は、は?」

魔法使い入間「だから、コイツの攻撃力と防御力は無限なんだよ!! どういう絡繰りかは知らねぇけどなぁ!!」

魔王「だから言っただろう。勇者抜きでは我を倒せん……逆に、勇者一人いれば話は簡単だったのだがな……まぁ良い、奴がこの場所に来る前に貴様らは屍を──!!?」

その時だった。魔王の身体に明確な変化が起こる。


魔王「まさかそんな……そんな馬鹿な!? どういう事だ!! 「あの世界」で一体何が起きたというのだ!!」



〜〜〜日向達の世界〜〜〜



真宮寺(魔王)「クックック……無駄だヨ無駄……。僕がGMをやっている限り、魔王は勇者無しじゃあ絶対に──」

???「──「倒せない」んだろ? だってお前がGMをやってるんだもんな」

真宮寺(魔王)「…………?」

ズドン──! と肉を引き裂く様な音がして、真宮寺の身体を乗っ取った魔王は自らの身体を見た。自分の腹にデカデカと突き刺さっているのは間違い無く──星の、聖剣だ。


真宮寺(魔王)「どういうことだい……!? なんで君が「この世界」に戻って来ているんだい「日向先輩」!! ……! ま、まさか君は──!!」

竜装合体・勇者日向「……それ以上あいつの身体を使うな。それ以上アイツの口で喋るな。──俺の友達の身体から消えろ! 魔王!!」

真宮寺(魔王)「ぐ、ぐぁあああああああああああああああああああああああああああっ!!」

闇が、真宮寺是清の身体からドンドンドンドンと煙となって湧き出て来て、最後には完全に消滅した。それを確認して、日向は剣を真宮寺の身体から引き抜くと、本当に傷が出来ていないかどうかを確認する。……どうやら真宮寺の予想──『星の聖剣は、邪悪なる物だけを斬ることも出来る』という予想は当たっていたみたいだ。


竜装合体・勇者日向「さぁ戻ろう、ゴイ。……全てに決着を付けるために」



〜〜〜モノクマ王国・魔王城・魔王の間〜〜〜



魔王「ガ、ガガガガガガガガガッ──!!」

対魔忍尾美田「こ、これは……!」

魔法使い入間「はっ! どうやら勇者の奴が上手くやってくれたみたいじゃねぇか!!」

陰陽師葉隠「おおおおおおおおお! 日向っちマジでナイス!! 全滅寸前の所だったべ!!」

武闘家茶柱「見てください! 魔王の姿が真宮時さんの物からどんどん変質していきます!!」



それは、この世のありとあらゆる「闇」の集合体。人の心から自然と出でし「悪意」の固まり──ありとあらゆる世界を滅ぼすために生まれた存在──名付けるならば……



魔王・ダークネス・ネオスフィア「ぐぐぉおおおおおおおっ! 一体何が起こったというのだ!!?」

???「お前のGM権限を剥奪させて貰ったのさ。俺達の世界のお前の魂を消滅させることでな!」

魔王・ダークネス・ネオスフィア「き、貴様は──!!」



空中に突如として現われたそれは『竜装合体』をした勇者日向の姿。……だが、それはいつもの『勇者日向』ではない。


その髪は足下についてあまりあるほど長く、そして白金に輝いている。魔王を見つめるその目は金色で、未来への希望に満ちあふれていた。


魔王・ダークネス・ネオスフィア「貴様まさか……本契約したのか……神竜と……『境界竜・アルビオン』の子と!!!」

竜装合体・覚醒勇者日向「……それで世界が二つも救えるってんなら、俺の大切な人達を守れるってんなら、安いもんさ……ゴイのことも、なんだかんだ凄く気に入っちゃったしな……行くぞ、魔王! これでケリを付けてやる!!」

魔王・ダークネス・ネオスフィアが現われた! 魔王・ダークネス・ネオスフィアのターン! どうする? ↓1


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