日向「安価とコンマで依頼を解決する」澪田「その6! RPG編っす!!」
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88: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/15(水) 23:24:45.47 ID:8a3OBOGo0

武闘家茶柱「う、ううん……。日向さん、私は……」

勇者日向「茶柱! 目を覚ましたんだな、良かったぁ……!!」

本当に本当に良かった。もしかしたらこの世界ではもう生き返らないんじゃないのかと心配で心配で仕方がなかったんだ。


武闘家茶柱「わ、私は大丈夫です。その……こ、こんな恥ずかしい恰好になっちゃってますけど、今更ですし……」

勇者日向「今更とか言うなよ……。元の世界に帰った時までその調子じゃみんなビックリしちまうぞ?」

俺が半ばからかうように言ったその言葉に、彼女が予想外の言葉を返してくるまでは……笑顔でいられたんだ。


武闘家茶柱「元の世界……? 何を言ってるんですか日向さん。私達は生まれも育ちもモノクマ王国じゃないですか」

勇者日向「………………………………………………………………………………………………………………………は?」

……待ってくれ。本当に待ってくれよ、頼む。頼むから冗談だと言ってくれ……じゃないと俺は……俺一人だけが……!!


武闘家茶柱「今回は不覚を取りましたが、この恥辱はいずれ数万倍にして返して差し上げます!! ですからその……そ、その時は日向さんも私の隣で一緒に戦ってくれると嬉しいです……」

勇者日向「…………」

俺一人だけが、元の世界の事を覚えている独りぼっちになっちまうじゃないか──




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