日向「安価とコンマで依頼を解決する」澪田「その6! RPG編っす!!」
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◆DWp3lSnh.v3L
[saga]
2023/11/23(木) 15:30:01.56 ID:CuUW0Nek0
──そして、とうとう運命の日が……魔王討伐の日がやってきた。
〜〜〜モノクマ王国・王都・謁見の間〜〜〜
モノクマ王「よくぞ……よくぞここまで来てくれました! 勇者日向くんとその仲間達!! 誰一人欠けること無くここまで来てくれてぼかぁとっても嬉しいです!!」
王座に座っているモノクマ王は、珍しく俺達を素直に褒め称える。……こうしてれば普通に一国のマスコットっぽいのにな。普段の態度というか言動がアレだから……そこが逆に人気なのかもしれないけれど。
モノクマ王「魔王の幹部を三人も倒し、星の聖剣と理想郷の盾。そして光の精霊の力まで手に入れた君達ならきっと今代の魔王も退治できるでしょう! ……期待してるからね? 割とマジで」
勇者日向「──はっ! 必ずこの国に平和と未来を取り戻してみせます!!」
俺は、最後の最後まで「勇者」を貫く事にした。……どうせこれで最後なんだ。だったら人生で一度ぐらい本気の本気で「勇者」って奴になってやろうじゃないか。
対魔忍尾美田「それでなんすけどー、結局魔王城にはどう行けば良いんすか? 光の精霊ちゃんさえいれば闇の結界は突破出来る──って話しっしたけど……」
武闘家茶柱「それ、転子も地味に気になってました。モノクマ王様、光の精霊さん。魔王城にはどう向かえば良いんです?」
光の精霊「簡単だよ。私に着いてきて──もう「応援団」も集まってると思うから」
魔法使い入間「応援団……? なんだ、魔王討伐に行く俺様達の出立を応援してくれる奴らでも集まってるってのか?」
光の精霊「『近からずも遠からず』って感じかな。兎に角いこ?」
そういう光の精霊に続いて、俺達は王城を出る。……行き先は、滝がある例のプール(川)だった。苗木王子を含めた五人が全裸で泳いでいたときと同じ……いや、それ以上の民衆が集まっている。これは一体……。
陰陽師葉隠「な、なんだぁ!? この人集りは! まるで王都に住んでいる奴ら全員が集まってきたみたいでねか!?」
苗木王子「……みんな、君達の旅の終わりが幸福な物であるように願ってくれてるんだよ。勿論、ボク達もね」
勇者日向「苗木王子……正室候補の皆さんまで」
霧切「ホント、よくここまでやってくれたわ。貴方達には心から感謝してる……最後までしっかりお願いね」
藤咲「あ、あの……! ボク何も出来ないけど……ここで勇者様達の無事を祈ってるから!! 頑張って下さい!!」
蒼衣「私なんて本当に君達には頭が上がらないよー。夢を叶えてくれたし、恋も叶えてくれた……だから頑張って!! 勇者くん達なら叶えられない物なんてないって信じてるからさ!!」
舞苑「凱旋した際は、是非私達のライブにゲスト参加してくださいね! ファンの皆さんも楽しみに待ってますよ!!」
武闘家茶柱「ええ……お約束します。転子達は必ず魔王を打ち倒すと!!」
対魔忍尾美田「ふっふーん! 極東の対魔忍代表として、この尾美田武威器。全力全開で挑ませて貰う所存っす!! ってかライブに混ぜて! 混ぜて!!」
魔法使い入間「……けっ! 精々俺様達の銅像をおっ建てる準備をしときな!! 魔王なんて一撃で消し飛ばしてきてやっからよ!!」
陰陽師葉隠「……で、それは良いんだども……結局どうやってあの空中に浮いてる城まで行くんだべ?」
光の精霊「こうやって────かな」
そうして光の精霊が「パァアアアアアアアアッ」とその力を川に注ぎ込むと、なんと滝の奥から巨大な虹の橋が現われ出でたではないか。……これを辿っていけば……!
光の精霊「うん。魔王城までたどり着ける──。それじゃあ行こっか、君達の……最後の冒険に」
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