日向「安価とコンマで依頼を解決する」澪田「その6! RPG編っす!!」
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841: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/23(木) 00:16:58.44 ID:CuUW0Nek0

……そうして男が消えていった所に、一人の少女が現われる。……知ってたよ。ここがゲームの世界だろうが本物の異世界だろうが──


光の精霊「ふわぁあああああっ……。あ、助けてくれてありがとー今代の勇者くん。私は光の精霊でーす。普段はここでグーグー寝てまーす。さっきまであの男の人に囚われてましたー。よろしくお願いしまーす」

お前がいない筈が無いってな、七海──。


〜〜〜〜〜〜


武闘家茶柱「七海さんが光の精霊ですか……妥当な配役ですね。だって彼女は女子の中でも取っても純粋で──そして──」

光の精霊「? どうしたの? 私に何か言いたいことでもある?」

武闘家茶柱「ああいえ、なんでも……」

勇者日向「……? 所で光の精霊。お前の力があれば『魔王城の結界を突破出来る』って聞いたんだが……力を貸してくれないか?」

光の精霊「勿論良いよー? ……ずっとずっとそうしてきたもん。今回も力を貸させてもらうよ」

魔法使い入間「おお! これで明日にゃ……!」

対魔忍尾美田「魔王城に殴り込みっすね!! ……ってあれ? そういや今ダイキチちゃんって何してるんすかね?」

陰陽師葉隠「王馬っちは現実でもこっちでも嘘か本当か、つーか何考えてるのか訳わかんねーからな……。悪戯小僧であることは間違いねぇけども」

ダイキチ「酷いなぁ……。こっちは魔王様の為にせこせこ忙しなく働いてたってのにさぁ……」

魔法使い入間「はっ! テメェが誰かの為にせこせこ働くたぁ里のみんなが聞いたらビックリすること間違い無し……」

全員『…………はぁ!?」

俺達の会話に極々自然に、それも気配を全く悟られずにダイキチが混ざっていた。


ダイキチ「あーあ。ガドルのおっちゃんもやられちゃったかぁ……また「いつも通り」の日々が始まる日も近いかもね」

魔法使い入間「て、テメェどうやってここに──!!」

ダイキチ「え? 普通に君らの後を付いてきてただけだけど? 俺が全力で気配を殺して、魔王様にお願いして特製の隠蔽魔法も掛けてもらったんだから気づかなくて当然だよねー!!」

武闘家茶柱「……その状態なら不意打ちでもなんでも出来た筈……何故そうしなかったのです?」

ダイキチ「そんなの決まってんじゃん! 面白そうじゃなかったからだよ!! ってかあの戦いの中に下手に飛び込んだら俺まで巻き添え食いそうだったし、なによりガドルのおっちゃんがブチ切れるだろうからねー。『勝負の邪魔すんな』って感じで」

陰陽師葉隠「はっ! その姿を現わしたのが運の尽きだべ!! 大人しく俺らに捕まって──」

ダイキチ「イヤでーす! 俺はそろそろ魔王城に戻りまーす!! ……まだまだやらなくちゃいけない事が盛りだくさんだからね。あ、そうそう入間ちゃん入間ちゃん?」

魔法使い入間「あん? 何の『ひゃ、ひゃいぃ……とっても反省できましたぁ……。ぐすっ、ひっく……』…………」

ダイキチ「あの時の入間ちゃん、らしくもなく可愛かったよ。子供の頃はあんなに可愛かった入間ちゃんが何でこんな雌豚に育っちゃったんだか……ほんと、世の中は不思議な事だらけだよねー♪」

魔法使い入間「こ、殺す殺す殺す!! テメェ絶対に殺してやるぅうううううううううう!!!」

顔を真っ赤っかにした入間が即席の『エクスプロージョン』を唱えるが、すでにそこにダイキチはいなかった。……ワープ魔法って奴か? もう既に魔王城の中に戻ったんだろうなぁ……。


魔法使い入間「ふぅ……! ふぅ……! ふぅ……!!」

陰陽師葉隠「ど、どうどうどう! 落ち着くべ入間っち!!」

対魔忍尾美田「そ、そうそう! 武威器が言うのもなんっすけど折角素直に自分の気持ちを吐露出来るようになったんだからこの際キチンと告白を──うひゃあっ! すみませんごめんなさい武威器の伝説の裸エプロンをビリビリに裂こうとするのは止めてくださいっす!!」

光の精霊「……おー、さっきのが『痴話喧嘩』って奴なんだね。私初めて見たよ」

勇者日向「あ、あはははは……まぁ、みたいなもんかな。それじゃあ……」

光の精霊「うん、君達と一緒に一旦王都に行くよ。そして準備を整えたら、魔王城にしゅっぱーつ! ……期待してるからね、勇者くん」


こうして俺達は光の精霊を連れて、一旦王都に戻る事にした。……そして、その日の夜。



武闘家茶柱「……あの、日向さん」

勇者日向「ん? どうした茶柱」

武闘家茶柱「……大切なお話があるんです。今夜、転子の部屋に来て下さい」




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