日向「安価とコンマで依頼を解決する」澪田「その6! RPG編っす!!」
1- 20
555: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/19(日) 23:19:09.28 ID:GHalNAxq0

ケイローン「109点です。素晴らしい……彼らはこの一週間で見違えるほどに強くなりました。今なら『竜装合体』も、それぞれの『究極奥義』も習得出来るでしょう」

ナカタ「ふむ、そうか……。では、そろそろ始めるとするか。……勇者よ!」

勇者日向「な、なんだ!?」

ナカタ「……俺様に付いてこい。守護竜と共にな、目指すはこの『聖獣の森』の更に奥──『竜の生まれる地』だ。……他の四人のことは任せたぞ、ケイローン」

ケイローン「お任せあれ。どうぞ行ってらっしゃいませ、マスター」



〜〜〜聖獣の森・奥地・竜の生まれる地〜〜〜



ここは──なんだ? 不思議な土地だ……木が一本も生えていないのに、岩場だらけの荒れた土地なのに、もの凄い力を感じる……。この感じは──


ゴイ「クルルゥ〜♪ クールルゥ〜♪」

そうだ、ゴイだ。ゴイの放っている『竜の気配』にそっくりなんだ。


ナカタ「こここそは、伝説中の伝説である『青眼の白竜』が生まれた場所……。そして、適正のある勇者がその究極奥義と『竜装合体』を修めた場所だ」

勇者日向「……なぁ、前から言ってたけどその『竜装合体』って一体なんなんだ?」

ナカタ「安心しろ。少し違うが、今から手本を見せてやる……。来い! 暗黒神破壊四天王よ!!」

暗黒神破壊四天王「「「「チューッ!!」」」」

あ、やっぱりこの世界の田中も暗黒神破壊四天王をマフラーの中に飼ってるんだな……。


ナカタ「簡単に言ってしまえばこういう事だ──暗黒神破壊四天王よ! 我が魂と一つとなり、その力を貸せ!!」

暗黒神破壊四天王「「「「チューッ!!」」」」

勇者日向「んなっ──!!」

俺が驚く間もなく、暗黒神破壊四天王はナカタの胸の中へと吸い込まれていき──そして


暗黒破壊神・覇王ナカタ「……これこそが、俺様の奥義『聖獣合体』だ。魂の契約を交わした聖獣を己が魂の中に取り込むことで聖獣の力を一時的に借り受けることが出来る──」

気がついた時には、漆黒の鎧に身を包んだナカタがそこに立っていた。……トンでもない覇気だ。こいつならあの魔王ディアボロスすら単体で倒せるんじゃないかと思わせるほどの強烈な覇気をビシビシと感じる。


覇王ナカタ「さぁ、貴様もやってみろ」

勇者日向「いや、やってみろったって……」

覇王ナカタ「難しい事は考えるな。守護竜を己が身に受け入れるだけで良い」

勇者日向「……そうなのか? ゴイ」

ゴイは「クルルゥ?」と俺の頭で小首を傾げるばかりだ。……まぁ、悩んでいても仕方がないか。


勇者日向「……行くぞ、ゴイ! 『竜装合体』だ!!」

ゴイ「クールルゥ!!」

↓1 初めての竜装合体、そのシンクロ率。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/414.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice