日向「安価とコンマで依頼を解決する」澪田「その6! RPG編っす!!」
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472: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/19(日) 15:59:41.41 ID:GHalNAxq0

陰陽師葉隠「おっし、時間も時間だし、今日はここらで休憩にするべー!」

対魔忍尾美田「だんだんと森が鬱蒼としてきたっすからねー。森林浴にしちゃちょっと木が多すぎるっす。太陽ちゃんの光が届く場所も少なくなってるっすし、武威器もそれにさんせーい♪」

魔法使い入間「んじゃ、俺様は周囲の探索をしてくる。……魔法薬に使えそうな珍しいキノコとか生えてるかもしんねぇしな」

対魔忍尾美田「武威器も周囲を索敵してくるっす! どんなモンスターが徘徊してるか分かんねーっすからね!!」シュタタタタタタ!

武闘家茶柱「では私と葉隠さんはテントの準備をしていますね! 日向さんはどうします?」

勇者日向「……そうだな、俺も辺りの探索をしてくるよ。何か合ったら上空に「バニッシュ」を撃って連絡する」

陰陽師葉隠「それじゃ、周囲の安全確保。よろしく頼んだべー!!」



〜〜〜数分後〜〜〜



勇者日向「……やっべぇ普通に道に迷った。(滝汗)どうする? 「バニッシュ」を打ち上げて連絡するか? でも「迷子になりました」なんて理由で皆を招集したくないなぁ……。絶対笑い物になるに決まって──ん?」

それは、俺の耳に微かに届いてきた水が流れる音だった。……なんだ? 近くに川でもあるのか?

その水音を頼りに、俺は足を進める。段々とその水音は大きくなっていき、最後には大きな滝と泉が俺の目の前に現われた。


勇者日向「おお! 泉だ、滝だ!! 水質も……うん、大丈夫そうだな。これなら飲み水としても十分──「そうだな、使えるだろうよ」──ん?」

俺はクルリと後ろを振り返る。そこには素っ裸の入間がいた。……いや何でだよ!? どういう事だよ!!? あれか? とうとう全裸露出に目覚めちまったのか!?


魔法使い入間「んな訳ねーだろうが。丁度良い滝と泉があったから水浴びしようと思っただけだ。……丁度良いや、勇者。お前俺様に付き合え」

はぁああああああああああっ!?



〜〜〜名も無き滝と泉〜〜〜



魔法使い入間「へぇ……、なかなか気持ち良いじゃねぇか。あの暴力女としょっちゅう一緒に風呂に入ってるだけはあんな」

勇者日向「──んなっ! お前その事知って……!!」

魔法使い入間「へへへへっ、他の連中にバラされたくなかったらキチンと「ご奉仕」しやがれよ? 勇・者・様♪」

俺はタオルで入間の身体を……正確にはその綺麗な肌を、必要以上に傷付けないように気をつけて洗っていく。……何度見てもこいつの裸体は「目の毒」だ。ありとあらゆる男を誘惑する魔性の身体だ。……本人がその気になれば「落とせない男」なんてこの世には「アイツ」ぐらいしかいないだろう。


魔法使い入間「んーっ♪ やっぱ気持ち良いな。お前、今後は俺様とも風呂に入れよ。お前がちゃーんと『ご奉仕』してくれるなら俺様も多少なりともサービスするぜ?」

勇者日向「……悪いけど、断わる」

……勘弁してくれよ。ただでさえ茶柱との混浴でいっぱいいっぱいなんだ。そこに入間まで加わったら『女性との混浴』が俺の中で『ごく普通の出来事』として認識されちまいそうで怖い。……それに、入間は……こいつ本人が本当に「そういう事」をして欲しい、してやりたいのは多分──

入間は俺の返答に「ちぇー、つまんねぇの」とだけ返して。俺の「ご奉仕」を最後まで受け続けたのだった。



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