日向「安価とコンマで依頼を解決する」澪田「その6! RPG編っす!!」
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423: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/18(土) 22:57:04.11 ID:OTWBOQCS0

勇者日向「もう光の洞窟に着くんだ。これ以上余計な戦闘をしてる場合じゃない」

陰陽師葉隠「あいよ。んじゃ先を急ぐべ」

武闘家茶柱「とうとう『光の洞窟』ですか……一体どのような場所なのでしょうか……」



〜〜〜光の洞窟・入り口前〜〜〜



俺達は、その光景に圧倒された。光の洞窟の入り口と思われる場所で、二人の戦士が戦っている。

一人は、カブトムシのような仮面を被った異形の男。剣に槍、ボウガンに素手と。あらゆる攻撃手段でもう一人の戦士と戦っている。……その身体から感じるのは間違いなく魔界の覇気……。間違いない。あれが魔王軍幹部最後の男だ──!!

そして、もう一人は俺達も知っている人物。いつも通りの黒い服と紫色のマントを身に纏い、様々なモンスターを不思議なボールから繰り出しては的確な指示を出し、そして自分は氷と闇の魔法で男と互角に戦っている。……あれは、間違いない!!


勇者日向「助太刀するぞ! ──田中!!」

???「貴様は……!」

???「ジャラグザギダダバ……。ジバシンゾグブヅゼラデデギスゾ、ザゴグジョ」

そう言うと、男は身を翻して一人光の洞窟の中へと入っていく。……あいつは一体……。


???「……助かった、とは言わんぞ。今代の勇者よ。あともう少しであの男との決着が付いた筈なのだからな……」

武闘家茶柱「……あの男、明らかに魔王の幹部でした。既に3人もの幹部と戦ってきた転子達には分かります。……その男と一人で互角に戦うなんて、田中さん。貴方は一体……」

ナカタ「……先ほどから貴様らは田中田中と言っているが、何のことだ? 俺様は『ナカタ・ジャスティス・フリーダム』ここより北方にある国で『氷の覇王』として崇められていた者だ。……我が国への魔王の進軍を止めるため、国一番の王であり戦士でもある俺が派遣された……ただそれだけの事よ」

……やっぱり、こいつも俺達の知っている『田中』じゃないんだな……。でも、あの圧倒的強さは一体……。


魔法使い入間「お前、勇者でもねぇのにあのヤベぇ雰囲気の男と互角に戦ってやがったな。ありゃどういうカラクリだ? 元・魔王を討伐したことがある俺様達だって総掛かりでも敵うかどうか分かんねぇってのに」

ナカタ「なに……? おい、今代の勇者よ。貴様『伝説の竜』を連れているのに『竜装合体』が出来んのか?」

竜装合体……? 聞いた事もないワードが出て来たが、なんなんだそりゃ……?


ナカタ「それにまだ『星の聖剣』も『理想郷の盾』も手に入れていないようだな……。それでは貴様ら総掛かりでもあの男には勝てんぞ。今代の魔王の幹部、その最強であるあの男にはな」

陰陽師葉隠「えーっとぉ……具体的に俺らは何をすりゃ良いんだべ? ナカタっち」

ナカタ「……良いだろう、これも運命の神の悪戯か。俺様が貴様達を鍛えてやる。まず星の聖剣と理想郷の盾を手に入れたら、ここから3日歩いた場所にある『聖獣の森』へとこい。特訓を付けてやろう。この氷の覇王である俺様が直々になぁ!!」

対魔忍尾美田「うーん、それはありがたいっすけどー。まず武威器たちの質問に答えて欲しいっす!!」

ナカタ「良かろう。知恵無き者は勇無きなり……『三つまで』貴様らの質問に答えてやる」

勇者日向「……じゃあ↓1↓2↓3を教えて貰えるか?」



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