552: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2024/01/13(土) 17:29:38.16 ID:pjgTA5OLo
桜野「……わたし、サイカの闇に触れました。その時聞こえたんです……嘘つきって……」
凛『嘘つき、か……そうね……』
凛『本当はずっとそばにいてあげなくちゃいけなかった。あの子の『助けて』を聞き逃しちゃいけなかった。でもアタシたちは、あの子を止めてあげられなかった』
桜野「!! じゃ、じゃああなたたちは……!」
音璃『……ん』コク
シルキー『へへ……』ポリポリ
桜野「っ……」
凛『だから遺したの』
桜野「凛さん……っ」
凛『いつかあの子に届くように、いつかあの子が気づいた時にひとりぼっちで泣かないようにって、想いと願いを宿らせた……』
音璃『それなのにぜーんぜん気づいてくれなくて……』
シルキー『それどころか闇が深まる! めっちゃムカつきませんか!!』
凛『でもそれが今……やっと届いた』
ビカビカビカアアアッ!!!!!
透「じゃああのウィッシュスターはあなたたちの……」
桜野「たった3人で……!?」
音璃『想いの強さなら誰にも負けないもんねぇ』シミジミ
シルキー『長いことあっためてましたからねぇ』シミジミ
凛『だからあとは、頑固なおバカちゃんにぶつけるだけなんだけど……』
サイカ「っ!!」ギロッ
凛『怖い顔しちゃって』
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