287: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2023/12/08(金) 01:30:35.55 ID:m8glC2c1o
カサイ「いくぞォォ!!!」ギュンッ
クリスタル「……」スッ
迫り来るカサイを前に、クリスタルは静かにしゃがみこんだ。
クリスタル「……」ピキキッ
右足に軽く触れ氷をまとわせる。
クリスタル「ふー……」←例のポーズ
キィィィィィン……
そのまま右足に重心を乗せ、エネルギーを溜め込んでいく。
カサイ「ウオオッ!!」ゴオオッ!!
クリスタル「っ……!!」ダッ
エネルギーが溜まりきった瞬間、クリスタルは駆け出した。
クリスタル「はっ!」ダンッ
カサイ「!」
一瞬で静から動へと転じたクリスタルは、カサイの前で高く飛び上がる。
クリスタル「……っ」
そして空中で前方に一回転し、右足をカサイへ向けた。
バシュウウウッ!!!
カサイ「っ!? なんだっ……!?」
その瞬間、円錐状の氷塊が放たれカサイを拘束。
クリスタル「はぁぁぁああああああ!!!!!」
クリスタルは空中で体勢を変え、円錐状の氷塊へ飛び込むように飛び蹴りを繰り出した。
カサイ「うがっ……!?」
クリスタルの体は氷塊と一体化、そして……
カサイ「あ、ぐッ、ウオオッ……!」
クリスタル「だあああぁぁぁぁぁあああああああああっ!!!!!」ギュルルルルルッ!!!!!
カサイ「ぐああぁぁぁぁああああっ!!!!」
ドリルのように高速回転しカサイを貫いた。
フッ
クリスタル「……っ」シュタッ
氷塊と一体化していたクリスタルの体は再構築され、カサイの背後に降り立つ。
カサイ「う……が……」
そしてカサイの頭上には、巨大な六花の記号があった。
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