274: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2023/12/07(木) 23:07:11.58 ID:NqjaJqavo
カサイ「うぐっ……!」ピキピキッ
切り口が氷結しカサイが顔を歪める。
クリスタル「はぁっはぁっ……!」
カサイ「クハ、ハハ……ぅぅおあッ!!」ジュウウウ
クリスタル「っ!」
しかし凍った切り口から炎が噴出し、瞬く間に氷を融かしてしまう。
カサイ「効かねェな!!」ボボボッ
クリスタル「ダメか……!」ジリッ
カサイ「だァら!!!」ギュオッ
クリスタル(でもっ……)
見極め、身をひねり、時に細雪で攻撃の軌道をわずかに逸らすことで、カサイの猛攻を捌いていく。
クリスタル(こんな戦い方……いつまでもできないはず……!)
カサイ「ぬぅぅぅ……! らァッ!!!」ゴォッ!!!
クリスタル「!」
ボガァァァンッ!!!
業を煮やしたカサイが、両腕を地面に叩きつけた。
ボヒュッ
タタンッ
ズザザアッ
爆炎の中から、煙を引きながらクリスタルが飛び出す。
クリスタル(攻撃を続けていれば……!)
クリスタル「プリキュア!」バッ
ヒュオヒュオヒュオッ
キィィィィンッ!!!
クリスタル「冷波手裏剣!!!」バシュッ
手のひらで回る六花は、眼前の爆炎に向かってまっすぐ放たれる。
クリスタル「二刀流……冷波刀・細雪!!」タタッ
それと同時、クリスタルは手裏剣の後を追うように駆け出した。
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