【FGO/SS】本当はあったFGOハロウィン2023
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名無しNIPPER
[saga]
2024/01/04(木) 23:55:37.14 ID:n9kEF8WM0
カルデアのマスターたちが来る数分前―――渋谷駅:銀座線ホーム内にて―――
両面宿儺(エリザベート)「手短に問え、呪霊。お前はここでいったい何をしていた?なんの目的でこの渋谷の地に4つの帳を降ろしたのか?」
両面宿儺(エリザベート)「それもこれら4つの帳、その全てがこの俺(両面宿儺(エリザベート)と他の呪霊以外の侵入を拒む帳とは、この俺を舐めているのか?」
両面宿儺(エリザベート)「俺はお前に守ってもらう程ヤワではない。ましてやお前のようなサーヴァントの姿の呪霊なんかになぁ〜?」
両面宿儺(エリザベート)が尋問している呪霊サーヴァント
https://img.gamewith.jp/article/thumbnail/rectangle/245506.png?date=1611134669
特級呪霊・平漏瑚(たいらのじょうご)「クゥゥ・・・・・。知らぬ、儂は本当に知らぬ。儂にも何もわからぬのだ。」
平漏瑚「儂はただそこにある4つある帳の内の一つを守れという“縛り”を元にここにある帳を守護していただけなのだ。」
両面宿儺(エリザベート)「ほお?で、その帳の守護の縛りを交した者は誰なのだ?お前たちにその帳の守護の縛りを掛け、4つの帳を降ろさせた者は誰なのか?」
平漏瑚「だからそんなことなど儂は知らん!儂らはただ、儂らに掛けられた“縛り”がいつ掛けられたものか、いったい誰と縛りを交した事もいっさいわからぬのだ。」
平漏瑚「それに儂らは本来、このような人間のような姿をしてなどいない。儂を含めた4人の特級呪霊・・・・“漏瑚(儂)”と“花御”と“陀艮”、そして“真人”・・・」
平漏瑚「儂らはただ、嘘偽りのない負の感情から生まれた呪いこそ真に純粋な本物の“人間”であり、偽物は消えて然るべく行動していた。」
平漏瑚「儂ら4人はあの時、■■■の仲間の呪術師に・・・儂に至ってはお主によって祓われたはずだった。儂らの望みは、あの時あの瞬間で終わったはずだった・・・」
平漏瑚「しかしそうはならなかった。気がついたときにはあの時と同じこの渋谷の地に立っており、儂らの姿は儂らの本来の姿とはかけ離れた存在・・・」
平漏瑚「この今の儂のような“偽物”と蔑んだ人間と同じ姿となっており、そしてそんな儂ら4人にある“異変”が生じた――」
平漏瑚「花御は元から独特だった喋り方がさらに酷くなり、陀艮は儂らの事の記憶や言葉を失い、」
平漏瑚「真人に至っては、『虞美人』とかいう存在に取り憑かれたようにその存在に心髄するようになり、儂らの本来の目的を蔑ろにするようになってしまった。」
平漏瑚「そして儂らの脳内から、手分けをするようにあの4つの帳の発信源を守れという縛りの言葉が流れ込み、儂らはその縛りに従うように儂らは行動した。」
両面宿儺(エリザベート)「!。なんだと?」
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