【FGO/SS】本当はあったFGOハロウィン2023
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名無しNIPPER
[saga]
2023/12/04(月) 23:56:56.63 ID:0rgp968b0
吉備真備「彼女は呪術師ではない。彼女はこの渋谷の特異点を解決する為に来た、カルデアの魔術師とそのサーヴァント達だ。」
吉備真備「そしてこの僕もまた、仮ではあるが彼女のサーヴァントとして彼女たちと同行しているって訳さ。」
槍持ちの女性「!。そういえばお前‥いやあなたは何故ここに!?確かあなたは封印されたはずだと・・・」
吉備真備「封印?・・・はて?――キミ。僕の事を見て、キミは誰かと勘違いをしているんじゃないのかな?」
吉備真備「僕が封印だって?僕はこの通りにピンピンと自由に動いているこの僕が誰かに封印されているはずが・・・・」
槍持ちの女性「とぼけるな!あなたのことは誰よりもこの私が知っている。あなたはどう見てもご・・・・」
吉備真備「吉備真備だよ。」
槍持ちの女性「いや、だから、ご・・・・」
吉備真備「吉備真備だって。僕はこの渋谷の呪いを祓いに来たキャスタークラスのサーヴァント、陰陽師の開祖・吉備真備というのは僕のこと!」
【吸いませんがその・・・】
【2人とはお知り合いなのですか?】←
吉備真備「いや知らないよ。僕はただ槍を持ってる女子高生とは何も関係も持っていないし、会ったこともすらないよ。彼女とはまるきりの初対面さ。」
吉備真備「それにあの彼女もまた、見るからにこの渋谷の呪いには耐性のあるサーヴァントのような感じがするし、君たちだってそうだよね?」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「うん。確かにその彼女を観測する辺り、彼女にサーヴァントの霊基を確認した。彼女は間違いなくサーヴァントだ。」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「それと彼女は普通のサーヴァントとは何か違うような数値が観測されているのだけど・・・これは・・・」
【?】
【(他のサーヴァントとは違う?)】←
――――――――――――――――――――――――――
槍持ちの女性「(なるほど・・・つまり今のあなたはそういう“縛り”を持って、あの者たちと同行している事なのですね。)」
槍持ちの女性「(今の私もそうだ。この身に宿る英霊の魂により、この依代となっている者の名を名乗れぬ代わりに私はここにいる。)」
槍持ちの女性「(まあ胸がデカくなった事を除けば、問題なく英霊の力と共に戦える。それにこの依代の者は自身の名字の事をとても嫌悪しているようだからな。)」
槍持ちの女性「(そうと決まれば、私もまた、ちゃんとしなければな・・・。)」
――――――――――――――――――――――――――
特級呪霊・花御モレーを倒し、花御モレ―の呪術領域から無事に生還したカルデアのマスターたち。
彼女たちと共に領域内で戦っていた槍持ちの女性(■■■■)は藤丸立香たちに領域内で共に共闘してくれた事を感謝しつつも、
槍持ちの女性は吉備真備に対して彼女の知る人物であると認識しており、吉備真備はそれを否定している素振りをわざとらしく振るっているのが見られる所から、
槍持ちの女性は吉備真備(■■■)が何かしらの“縛り”によって自身の真の名を名乗れない状況であると理解し、自身もまた、それらに対して納得していくのであった。
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