【FGO/SS】本当はあったFGOハロウィン2023
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4:名無しNIPPER
2023/11/06(月) 20:56:25.34 ID:vhZuUrVk0
プロローグ
―――――――――――――――――
『呪い』―――それは霊の力を持って他者を霊的な手段で攻撃する摩訶不思議な力。

『呪い』は主に悪意と憎悪を元に行使され、他者に不幸をもたらす願いの心。その心は誰しも持っているモノである。

しかし『呪い』は時に人静かに誰かを助け、人々を邪悪の呪いから守る善意の心を持って邪悪の呪いを祓う者も存在している。


その呪いを祓う者を、誰かは『呪術師』と呼んでいる。
――――――――――――――――――
何処かの時代:何処かの土地にて・・・・


タッタッタッタッタッタッ・・・・・・

???「おやおや?こんな所で1人泣いているなんて、いったいどうしたんだい君は?」

泣いている女の子「■■■■■■――――――」

???「―――そうか・・・・それはとても悲しい事だ。君のような娘の願いをこのような形で裏切られるという結果をもたらしてしまうとは・・・」

???「でも君は絶対に悪くはない。君が何故、このような不幸を味わっている君の心を、その君を裏切った者にも知って欲しいと思うかね?」

泣いている女の子「・・・・・・・・・」


シュルッ、コトン・・・‥

???「さぁ受け取るがいい。君の願いはいま、この瞬間を持って叶えられる。君のその『想い』と内なる『呪い』によって・・・」

???「そして君のその『呪い』の力を持って、この私に協力してはくれないか?」

泣いている女の子「――――――――――」コクッ‥


カコンッ、シュッ・・・・ゴクッ、ゴクゴクッ・・・‥

ドクンッ!ジュゴォォォォーーーーーーー!!


■■■■■■「―――――――――――――――――!!」

???「・・・フッ。」
―――――――――――――――――――――――――――――――
遠くない過去、何処かの国の10月31日の夜 

人知れずの場所で泣く者の前に現れた1人の『呪い』の使い手はその泣く者の手を差し伸べ、使い手はその者の願いを聞き入れた。

そして泣いていた者は、その『呪い』の使い手によって手渡された黄金に輝く器と器に入った15本のあるモノを手に泣いていた『彼女』は、

その15本のモノを身体に取り込み、『彼女』は願いと共に『呪い』の力を扱う者となった。

そして『呪い』の使い手となった『彼女』は瞬く間にその土地の全てを統べる王となったのであった。――


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