【FGO/SS】本当はあったFGOハロウィン2023
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125:名無しNIPPER[saga]
2024/01/28(日) 23:57:19.30 ID:iyGVzA950
数時間前、渋谷 クロスタワー内:吉備真備のアジト近くにて・・・


ドスドスドスドスッ、ドスンッ・・・・

吉備真備「フゥゥ・・・。どうにか逃げ切れたようだな・・・・みんなは大丈夫か?」

播磨局「ああ・・・こっちはどうにか大丈夫だ。マシュ、バーヴァン・シー、お前たちは大丈夫か?」

マシュ「はい。私たちの方は敵の攻撃を受けましたが、私はそれ程のダメージはなく、バーヴァン・シーさんはいま気絶していますが、霊基に別状はないかと・・・」

マシュ「しかし先の戦いで望月さんは私たちを逃がすために命を省みずに殿を務め、未だに戻っていないとなると・・・」

ダ・ヴィンチちゃん(通信)「うん、こちらから千代女との連絡は取れていない。こちらに帰還していない他にカルデアの霊基情報にも揺らぎがないことから、」

ダ・ヴィンチちゃん(通信)「おそらく彼女はあの戦いの殿の後、あの僧衣姿の敵の軍勢に捕まった可能性が高いが、それについてはまだ断定は出来ない。」

ダ・ヴィンチちゃん(通信)「だが我々が一番に問題視しているのは・・・・」


シュルッ・・・・・・

ダ・ヴィンチちゃん(通信)「このあまりにデザインが不気味で悪趣味な謎の箱に藤丸ちゃんがスッポリと閉じ込められちゃっていることだ。封印されたと言ってもいい。」

ダ・ヴィンチちゃん(通信)「この箱自体の力なのか、あるいはこの箱の存在を知っているあの僧衣姿のサーヴァントの能力なのか・・・」

ダ・ヴィンチちゃん(通信)「この箱の中に封印された藤丸ちゃんのあらゆる全ての観測が出来なくなっているし、中にいる彼女が今どうなっているのかも解らない状態だ。」

ダ・ヴィンチちゃん(通信)「いったいこの箱は何なんだい?この箱の中身の藤丸ちゃんを助け出すにはいったいどうやって・・・」


両面宿儺(エリザベート)「それは獄門疆という特級呪物と言ってなぁ〜。俺も噂で聞いただけで実物を見るのは初めてなのだが・・・」

両面宿儺(エリザベート)「その箱には定員1名だけであるが、条件さえあえばあらゆるもの全てをその獄門疆の中に封印できるシロモノだ。」

両面宿儺(エリザベート)「その獄門疆を開けるにはそうだなぁ〜・・・中にいる藤丸立香が自死するか、獄門疆を開門させたあの男にもう一度開門をさせてもらうか・・・」

両面宿儺(エリザベート)「それ以外にあるとすれば、その獄門疆の能力を壊すか打ち消すかのどちらかしかない。だがしかしそれをお前たちは持っているのか?」

マシュ「そ‥それは・・・・」


吉備真備「だとしてもその獄門疆の封印がとても強力とはいえ、それが絶対に開けられないモノっていう事はないんだろ?」

吉備真備「だったらその獄門疆が開けられるまでやってやるさ。なんたってマスターにみんなの事を任せてと頼まれた身だからね。」

吉備真備「マスターは必ず助け出す。それがマスターに頼まれた者としての責務といってもいいからね。」

マシュ「真備さん・・・・。」

播磨局「吉備真備、あんたは・・・‥」


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