日向「安価とコンマで依頼を解決する」セレス「その5ですわ」
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936: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/14(火) 21:40:10.55 ID:6oB5lyxR0
>>935 そもそも入間は現在単独行動中でPTにいません。


勇者日向「ここは……温泉地帯なのか?」

陰陽師葉隠「んだ。ここらじゃ有名な「秘湯」って奴だべ……。いや有名なんだから「秘湯」じゃねぇだろってツッコまれたらその通りなんだども」

対魔忍尾美田「……今は入間ちゃんを追う事を優先したいっすけど……。武威器達もここまでランニングして来て疲れてるっすからね。今日はここで一旦休む事にするっす」

武闘家茶柱「そうですか……。では日向さん、その、えっとですね……」

勇者日向「ん? どうした?」

武闘家茶柱「お、お願いしたい事があるんです……」



〜〜〜オアシスの温泉〜〜〜



勇者日向「…………」

武闘家茶柱「…………」

女子の裸をみるのは、当然(いやこの年で当然なのは絶対におかしいと思うのだが)初めてじゃない。茶柱の裸だって、これでみるのは三度目だ。

……なんだ? やっぱり俺は夢でも見ているのか? あの茶柱が俺を誘って「一緒にお風呂に入りましょう……は、裸同士で……」なんて事を言い出すなんて。


武闘家茶柱「ひ、日向さんが言ったんじゃないですか! 『練習代わりに俺と毎日風呂に入らないか?』って!!」

いや確かに言ったけどあれはお前に『バカには見えない服』を来て貰うための一種のジョークみたいなもんでだな……!。……いや、でもそれにしてもやっぱり健康的で綺麗な身体してるよな茶柱って。これで「男死嫌い」じゃなかったら相当モテるだろうに……。


武闘家茶柱「……分かってるんです。この世界の事も、魔王軍がこれからどんどん手強くなってくるんだと言う事も。……その為には『強い装備』を嫌でも着た方が良いんだって事も」

勇者日向「いや、別に強要してるつもりは無いよ。こっちこそ悪かった。だんだんこっちの世界の倫理の緩さに慣れてきちまったみたいだ……すまない」

武闘家茶柱「ひ、日向さんが謝る事じゃありませんよ!! その……えっと……。今までの転子からは考えられない様な感情なんですが……『悪くは無かった』んですよ? 日向さんが私のか、身体を褒めてくれた時……。あなたは男死なのに」

勇者日向「……そっか。悪く思われてなかったんならなによりだよ。お前に嫌われたくないからな」

武闘家茶柱「……で、ですからその……。こ、これからもですね……み、三日に一度位は一緒にお風呂に入りませんか? 責任持って転子の特訓に付き合って下さい」

勇者日向「……お前がそれで……。俺で良いなら幾らでも付き合うよ。男にとっちゃ福眼ここに極まれりって奴だからな!!」

武闘家茶柱「……まったくもう……。これだから日向さんは……」


そうして、俺達だけの時間は過ぎていく。……ゆっくりと、のんびりと……。今この瞬間だけでも。





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