日向「安価とコンマで依頼を解決する」セレス「その5ですわ」
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627: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/11(土) 18:11:21.20 ID:xcBpveh70

勇者日向は考えていた。元の世界の事、この世界の事。セレスとタエコティア、澪田と尾美田、終里と暁の事。そして『この式神を尾美田に渡して良いのかどうか』を──


勇者日向(……ああ、そうだよな。最初から「答え」なんて分りきってるよな「日向創」)


勇者日向「……悪いけど、断わる。こいつへの罰は、勇者である俺が考えてるからな」

対魔忍尾美田「……具体的に、どんな罰っすか?」

勇者日向「前にメッチャ魂が強いワイバーンと対峙して、その魂を葉隠が封印したんだけど……。そいつの魂、何度使っても無くならないんだ。多分タエコティアの魂も使い捨てじゃない。何度でも何度でも使えるはずだ」

対魔忍尾美田「…………」

勇者日向「だから絶対希望都市に戻ってタエコティア……タエコで良いか。はセイジョウがメイド長をやってるメイド喫茶で強制労働の契約を結ばせる。勿論、セイジョウに絶対服従の契約も一緒にな。通常のメイド業務の他に男風呂で男性の身体を胸で洗う奉仕や、マッサージの萌萌メイド……兎に角、コイツが恥ずかしがるような『人間へのご奉仕』を魂がすり切れて無くなるまでさせ続けるんだ。……この方が「復讐」になると思わないか?」

対魔忍尾美田「……でも、でも暁ちゃんはコイツに……! 尾美田だってあのゴブリン達に……!!」

ポロポロと涙をこぼす尾美田をとても見ていられなくて、俺はその身体を優しく抱きしめて頭を撫でた。


勇者日向「……俺の我が儘かもしれないけどさ。お前にも、そしてあの暁って奴にも幸せになってほしいんだ。幸せな未来を迎えるのに『復讐』なんて後ろ向きで陰鬱な物はいらない……。頼む、分かってくれ尾美田」

対魔忍尾美田「……創ちゃん……」

尾美田は目元をグシグシと腕で拭うと「……分かったっす」と頷いてくれた。


対魔忍尾美田「そいつの処遇は、創ちゃん達に任せるっす」

勇者日向「ああ。……それで、お前はこの後どうするつもりだ?」

対魔忍尾美田「↓1」

01〜30 極東に戻って、凄腕の魔界医師に暁の治療をさせる。
31〜60 王都に戻って、凄腕の治療術士に暁の治療をさせる。
61〜90 絶対希望都市にもどって、暁の治療をしてくれる医者を探す。
91〜00 仲間の対魔忍に暁の事を任せ、日向達の冒険に着いていく。



今回はここまで。それではまた今日の8:30から9時頃にお会いしましょう。



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