日向「安価とコンマで依頼を解決する」セレス「その5ですわ」
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372: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/09(木) 00:23:56.13 ID:H5SG591h0


……先に言っておこう、俺は完全に無実だ。少なくとも「俺は」なにもしていない。


──それは、茶柱が一度寝静まって俺もウトウトとし始めた時に起こった。トイレにでも行きたくなったのか、茶柱はベットから立ち上がって部屋の中にあるトイレの中へと入り、数分後に出て来た──そして


武闘家茶柱「む、むぅん……えへへ、夢野さぁん……」

勇者日向「……へ?」

何を勘違いしたのか茶柱は俺の布団へと潜り込み、俺を抱きしめてきたのだ。……いやちょっと待てまてまてまてまてまてまてまて!! こいつ、完全に寝ぼけてやがるな!? 俺は夢野じゃないし、ここはお前のベッドじゃなくて俺の布団の中だ!!

俺はなんとか茶柱の抱き付きから逃れようとするが、茶柱は四肢をピッタリと俺に絡みつかせてきてどうしても離れられない。茶柱の──女の子の柔らかい感触が身体に、脚に焼き付いていく。そして、数分後──


武闘家茶柱「もう、夢野さんったら今日は一段と激し…………」

勇者日向「…………よ、よう」

武闘家茶柱「……………………」

勇者日向「先に言っておこう、俺は完全に無実だ。少なくとも「俺は」なにもしていな──!」

それが、俺が弁解できた最後の言葉だった。意識が完全に覚醒した茶柱に文字通り気絶するまで関節技を極められ、俺は「理不尽すぎるだろ……」という言葉を残して完全に眠りについた。(落された)



今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。


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