日向「安価とコンマで依頼を解決する」セレス「その5ですわ」
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318: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/08(水) 21:09:45.93 ID:zsm/JiUg0

勇者日向「茶柱か?」

武闘家茶柱「ああ、日向さんですか……。あなたも眠れないので?」

勇者日向「まぁ、そんなところだ。……これからメイドさんに軽い夜食でも作って貰おうかと思うんだけど、お前はどうする?」

武闘家茶柱「……そうですね。温かいスープでも飲めば、ちょっとは眠気が出てくるかもしれません」

こうして、俺達は二人揃って夜勤のメイドさんに夜食を頼みに行く。……俺達がどういう目に合って来たのかすでに知られていたのか、メイドさんは何も聞かずに温かい牛乳のスープを作って俺達にふるまってくれた。


勇者日向「ふー、ふー、……あちっ!」

武闘家茶柱「…………」

俺達の間に、暫くの間会話はなかったが、茶柱がふと溢れ出すように呟き始める。


武闘家茶柱「あの人は……左さんはきっと「良い男子」でした。自分が決めた事を最後までやり抜き、全てが終わったら潔く罪を受け入れた……」

勇者日向「ああ、そうだな……」

武闘家茶柱「……あの人が、愛している人と二度と会えないなんていう罰を受ける程の事をしたんですか? 東園寺さんは自分の家に幽閉されなければならないような方だったんですか?」

勇者日向「…………」

武闘家茶柱「……例えここがゲームの中の世界だとしても、転子にはどうしても理解出来ませんでした。そんな結末を受け入れたくありませんでした。……ただただ辛くて、悲しくて、どうしようもない事だってあるんだと、考えても考えても答えは出なくて……。眠れなくなってしまったんです」

勇者日向「茶柱……」

俺達は知っている。「ここがゲームの中の世界」なのだと言う事を。左も東園寺も、俺の知り合いによく似ているだけのただのNPCなのだと言う事を。

……けれど、この胸の痛みは間違いなく本物で、どうしようもなくリアルな物で──


武闘家茶柱「……変ですよね、私」

勇者日向「↓2」

茶柱に対して「どうするか」もしくは「どういう言葉を掛けるか」行動か言葉を選んで安価してください。



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