日向「安価とコンマで依頼を解決する」罪木「その4ですぅううう!!」
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883: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/03(金) 15:38:58.53 ID:Pr5FSI3I0

白銀「真宮寺君に頼んだら煎じ薬が地味に二本も出来たから、一本は夢野さんに渡そうと思ってるよ。残りの一本は……「これを使わないと誰かの命がヤバイ」ってなった時の為に保管するつもり」

七海「うん、それはとっても素敵で素晴らしい考えだと思うよ。夢野さん、元気に動き回れるようにはなったけどあの火傷の痕……ドラゴンさんの炎が特殊だったからなのか現代の医療技術ではどうしても「消せ」なかったもんね……。きっと沢山感謝されると思うな!!」

山田「ですなぁ。あの可愛らしい夢野秘密子殿が悲惨な目に合った痕など、拙者は見たくありませんぞ……。と、言うか痛々しくて見てられませんでしたからな……」

小泉「転子ちゃんなんか秘密子ちゃん以上に泣いて叫んで「どうにかならないんですか!!?」ってお医者さんに詰め寄って、大変だったって聞くもんね……。偉いよ、つむぎちゃん!」

白銀「え、えへへ……。そんな、地味に照れちゃいますよ……。そうだ! お礼に何かしたいって言われたら、夢野さんにも何かのコスプレして貰おうかなぁ!! 何が良いだろう。やっぱりシンプルに『おジ。魔女ドレミ』の誰かかなぁ?」

……一瞬、そっちが真の目的か。と思った俺だが、口には出さない。夢野の火傷が完全に治るのは、間違いなく素晴らしい事なんだからな。──で、百田の方なんだが……。


百田「ハルマキ自身には散々「ド変態野郎」だの「幼稚園の子供に悪影響が出たらどうするつもりなの?」だの罵倒されて叱られて、ついでとばかりに頬打ちされたんだが……。どうやらその、既に「手遅れ」って奴だったらしくて……」

日向「……手遅れ?」

百田「……あの幼稚園は俺も何度か行った事があるんだけどよ、あのコスプレ大会をテレビで見てた子供達からなんかスゲー人気が出たらしくて、(ゾロ目効果)今度やる幼稚園の祭りで海パン刑事主役の演劇出演が決まっちまいました……。ハルマキは最後まで抵抗してたらしいけどな……」

白銀「……なんて言うか、その…………本当にゴメンね、百田くん。これ半分以上私の所為だよね……」

百田「……いや! 白銀の所為じゃねぇ!! 最終的に「海パン刑事」のコスプレをするって決めたのは俺だし、あの変態野郎のコスプレをして「スゲー楽しい!!」って思ったのも俺だ! お前が気にする事じゃねぇ!!」

あ、やっぱ楽しかったのか。「今までにない開放感がある」って大会の時も言ってたけど、言葉通りの意味だったんのか……。しかし、百田の奴今後は大丈夫かなぁ……。仮に宇宙飛行士になれたとしても某「野球が出来る芸人」さんみたいに「宇宙飛行士にもなれる変態」っていう称号が付くんじゃないだろうか……。

こうして、それぞれ「あの日」の談笑をしながら俺達は時を過ごした。小泉が「やっぱり今度はユキカゼちゃんを……」と言いだしたのを白銀が必死になって止めたり、七海が「今度はグレ○セスのソフィちゃんが良いなぁ……。なんか凄く親近感が湧くんだよね、あの娘」と言ったり、なんだかんだ皆で「コスプレをする楽しさ」を理解出来た……そんな青春の一幕になった。



百田快斗のクエストをクリアしました!! 「百田に助けを求める」の難易度が下がりました!!

百田は知っての通り「超高校級の宇宙飛行士」です。その能力自体が役に立つ事は恐らく無いでしょうが、リーダーシップがあり、熱血漢でもあるので、大勢と行動を共にしなければならなくなった時などに役にたってくれるでしょう。


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