日向「安価とコンマで依頼を解決する」罪木「その4ですぅううう!!」
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700: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/01(水) 21:05:17.31 ID:+h84H2860

日向「ふぅ……」

俺はその日、東条の研究教室に呼び出され、東条お手製の紅茶とお菓子を食べていた。食べる前から分かっていた事だが、どれもこれも美味い。あの花村にだって負けない……。『元超高校級のパティシエ』に並ぶのではないかと思わせるほどの美味さだ。

東条は「お気に召したようで何よりだわ」と、いつもの和やかな笑顔で俺に頭を下げてくれた。……それは良いんだが……。


日向「……何か話があるって言うならお前も椅子に座ってくれよ。このままだと「メイド」のお前と話してるみたいで逆に話し辛いんだ」

東条「あら、ごめんなさい。ついいつもの癖で……。そうね、私は今先輩に相談を聴いて貰う「依頼者」の立場なんだものね」

東条はそう言うと、俺の向かいになるように椅子に座る。……一つ一つの動作に無駄がなく、そして可憐だ。「メイド喫茶で働いていた」ころはそれはそれは男女問わずモテモテだったに違いない。


日向「……それで、話しってなんなんだ?」

東条はスッ──と一瞬だけ眼を閉じて、覚悟を決めたようにゆっくりと眼を開くと、俺に相談事の詳細を話し始めた。


東条「……これは絶対に他言無用、ここだけの話って奴にしておいて頂戴。でないと大騒ぎになるだろうから……。あのね──」

東条は簡潔に、それでいて話しの隅々まで理解出来るように俺に「相談事」を話してくれた──。


日向「──お、お前が総理大臣に……!?」

東条「私が希望ヶ峰学園を卒業後に、あくまで「その全権を譲渡する」って話しではあるのだけれど……。与党、野党のそれぞれのトップ層の極秘の会合で決まったらしいわ」

……今までの相談や依頼の中でもトップクラスにぶっ飛んだ内容の相談が来たもんだ。……でも確かに東条の力量なら総理大臣の多大で膨大な、それも頭を死ぬほど悩ませる様な仕事でもこなしちまいそうだよなぁ。


東条「『誰かに仕えること』『依頼は必ず完遂すること』が私のポリシーで、私自身を支える根幹。……この国の皆さんが『私にとってのご主人様になる』というのなら、それは私にとって一つの夢が実現すると言っても過言では無いの」

日向「…………」

東条「……迷っているの。それは果たして『メイド』の仕事なのかどうか。私個人の意思で『この国の皆さん』の未来を決めても良いのかどうか。そもそもこれが『受けて良い依頼なのかどうか』も……。変よね。今さっき『私の夢の一つが実現する』って自分で言ったばかりなのに」

東条「……日向先輩、私は──」

日向「東条」

東条「?」

日向「↓3」

↓3までの発言安価を>>1が良い具合に纏めます。(ただし、いつも通り過激な物。下品な物。日向が言いそうにない物は安価下です)



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