日向「安価とコンマで依頼を解決する」罪木「その4ですぅううう!!」
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◆DWp3lSnh.v3L
[saga]
2023/10/29(日) 23:26:06.11 ID:7bUgCaDW0
日向「……多分だけどその道「だけ」を選んだら、どっちみちお前の道場は滅びると思う」
大神「……理由を、聞こうか」
日向「左右田の事、知ってるだろ? 弐大だけじゃなくて、お前も最近武術の基礎を教えてるって話しだったよな?」
大神「ああ。……奴は、本当に強くなった。弐大によって身体の「基礎」がほぼ完璧に出来ていたとはいえ、我の教える事を着実に身につけていったのだからな」
日向「だから、左右田みたいに「本気の本気で──魂を賭けてでも強くなりたい」そう願う奴が、お前の望む「強者」になり得る奴が、道場に来なくなると思うんだ。「ヌルい」とすら感じるかもな」
大神「……なるほどな、確かにそれはあるかもしれん。我は減っていく門下生に焦るあまり、我らの道場を慕って通ってくれている者達の事を見れていなかったのだろう……。反省せねばなるまい」
日向「だから「両方やる」ってのはどうだ? 子供に武術を教える感覚で、「誰でも」基礎基本が学べるコースと「武人」として生きていきたい人の為の今まで通りのコースを作るんだよ」
大神「ふむ……。確かに我の道場では「子供教室」も定期的にやっているが……。あれの大人ばーじょんを作れということか」
日向「まぁ何にせよ、決めるのはお前だ。お前が思い描く未来に向かって、お前が良いと思った事をすれば良いんだよ。……その未来に、俺の意見が少しでも反映されてたら光栄って奴だな」
大神「…………」
大神はベンチからスッと立ち上がると、俺に「夢」の内容を語ってくれた。
大神「……我は、あの道場を厳しくも笑顔が溢れるような場所にしたい。修行をする中で友(強敵)を作り、共に研鑽し、良き人生を送る為の糧となるような……。そんな経験が出来る場所にしたいのだ」
日向「大神……」
大神はクルリとこちらを振り向くと
大神「日向よ……。否、日向先輩よ。今回のあなたの意見、実に参考になった。──我の道場の未来を本気で考えてくれて、心から感謝する」
そう言って、頭を下げた。俺はいつもの如く「別に良いって」と返す。……だって、今の大神の微笑みこそが、俺が欲しい報酬その物なのだから。
大神さくらとの絆クエストをクリアしました!! 「大神に助けを求める」コマンドの難易度が更に下がりました!! 「大神のパンツ」を手に入れました!!
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